静岡県

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静岡インバウンドツーリズムイノベーション_静岡県

インバウンド観光における課題をスタートアップと一緒に解決する

プログラムの概要

静岡県には、外国人観光客から非常に人気ある富士山を始め、静岡茶・わさび・温泉・アウトドア体験などの魅力的な観光資源を有しており、東京から新幹線で1時間以内というアクセスの良さもあります。 ただし、県全体的な課題として、受け入れ体制の整備・一人当たりの消費金額の拡大・長く滞在してもらうためのコンテンツの充実化等の様々への対応が必要だと考えています。 今回は、県として取り組んでいる日本発祥の「武道」を活かした、希少性の高い「武道ツーリズム」と、県立美術館などの県有文化施設の観光活用の2つに焦点を当てて、課題解決に取組たいと考えています。

このプログラムで実現したいこと

01

「静岡県×武道ツーリズム」のバッグボーンストーリーの確立とブランディングをしたい

<現在の課題> 武道の聖地化を謳い、外国人が静岡で武道を体験するための理由付けの確立と静岡県で武道を体験する意義を確立し、周知していく必要性がある。 <今回実現したいこと> 例えば、「一刀流開祖 伊東一刀斎(伊豆:伊東市や伊豆大島出身 諸説有り)」や「東海一の弓取り 今川義元」「ラスト将軍 武士が剣をおいた土地」など、歴史・文化的背景をブランディング化して、だから静岡で武道を体験する意義がある。と、ストーリーを作成し、展開していきたい。 その辺りの、ブランディングやストーリーの作成、認知度向上のための広報等、「静岡×武道ツーリズム」の コンサルティング事業をご提案いただける事業者のご提案を募集します。

02

海外でのツアー募集や参加者募集(顧客確保)をしたい

<今回実現したいこと> 県が本年度取組む、武道ツーリズムの「モニターツアー」について、参加者募集業務に係わる事業のご提案、及び協業いただける事業者さまを募集します。 <具体例> 「SNSメディアの効率的な活用」「海外サイトへの告知&申込みフォーム作成」など

03

県有文化施設を活用したインバウンド誘客のためのコンテンツ造成をしたい

<現在の課題> 本県の中部地域、とりわけ日本平地域県有の文化施設は、それぞれ特徴のある魅力を持った施設であるが、県有文化施設を含めた周辺施設との面的な周遊や、宿泊施設との連携強化による滞在型のコンテンツなど誘客力が不足しています。また、欧米旅行客は、富士山の景観や、歴史建造物、伝統工芸、日本画等の日本美術、現代アートなどに強いニーズがあるが、それら文化への関心の高さを活かした文化コンテンツの造成、PRも不足していると考えています。この他にも、静岡市及び日本平地域周辺の主要観光施設等への入込客は、コロナ前の8割程度まで回復しているものの、その観光需要等を県有文化施設に、十分取り込めていないと考えています。 <実現したいこと> 日本平地域にある県有文化施設である、静岡県立美術館のロダン館やふじのくに地球環境史ミュージアムの自然と食など尖った特徴の活かした、インバウンド客に対する誘客力の強いコンテンツ(ナイトタイムコンテンツを含む)を造成したいため、事業者のご提案を募集します。 <具体例>  「イマーシブシアター」(例:広島県立美術館における「ひろしまナイトミュージアム」)、「リアル謎解き」(体験型ゲームイベント)など

04

文化観光コンテンツの海外発信をしたい

<現在の課題> 県中部地域を訪れる観光客にとって「旅行前の情報収集のしやすさ」や「滞在中の観光情報・案内」に改善の余地がある <実現したいこと> インバウンド誘客のためのコンテンツを作成後の参加者募集の方法について <具体例> 「SNSメディアの効率的な活用」「海外サイトへの告知&申込みフォーム作成」等

活用できるリソース

01

「武道PT」と「武道ツーリズム連絡会」

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県庁内にスポーツ・文化観光部の各課職員で構成された「武道PT(プロジェクトチーム)」と、武道PT、静岡県観光協会と静岡県武道協議会の職員を含めた「武道ツーリズム連絡会」を発足しています。 両枠組みにて、各課題への取組を協業することを検討します。
02

「スポーツコミッションShizuoka」のWebサイト

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スポーツコミッションShizuokaのWebサイト内で、静岡県の武道ツーリズムに関する取組の紹介や情報発信を実施しています。 現状では、2024年4月に実施した剣道のインバウンドツアーの取材報告や、2024年7月にイタリアにて開催された剣道世界選手権の、静岡県海外現地連絡員による取材記事の掲載等を実施し、静岡武道ツーリズムの啓蒙活動や広報を実施しています。
03

「日本平文化観光推進協議会」

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日本平地域に集中する県有文化施設を中核として総合的に文化資源の魅力向上と観光インバウンドの誘客促進を図ることを検討する「日本平文化観光推進協議会」を発足しています。当該枠組み内にて、各課題への取組を協業することを検討します。

運営チームの紹介

静岡県の「武道ツーリズム」及び「県有文化施設のインバウンド向けの観光活用」に関して取組は始まったばかりで、まだまだ手探りで事業を進めている状況です。
私たちが抱えている課題に、新しい視点からのアプローチやご提案。また、顕在化していない課題等お気づきの点等あれば、ぜひご教授願います。
共に推進していけるパートナーさま、よろしくお願い申し上げます。

運営チーム一同

自治体概要

静岡県

静岡県には、日本を象徴する富士山があり、富士山の見える静岡県で武道や文化を体験することに優位性があると感じています。 アクセス面でも日本の玄関口である首都圏から近く、首都地区から京都などの関西方面へ移動する際の通り道でもあります。 伊豆をはじめきれいな海や富士山や南アルプスをはじめとする山間地域、お茶やうなぎなどの食材等、外国人誘客のポテンシャルは高いと自負しています。

NG企画とエントリー条件

NG企画

・ギャンブル、政治、宗教、反社会的内容、公的にふさわしくない内容の企画 ・法律に違反する企画 ・サービスの売り込み

エントリー条件

分野、業種を問わず、すべてのスタートアップ法人がエントリーできます。

備考

本プログラムは、自治体がエントリー企業と直接やりとりを行うプログラムとなります。
エントリー後のやり取りは直接自治体とご実施ください。

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