インドネシア BSD Cityの6,000haの広大な街を、日本の知恵と技術で未来のスマートシティへ
三菱商事 海外都市開発本部
私たち三菱商事 海外都市開発本部は、グローバルなネットワーク及び豊富な実績に基づく事業知見等を最大限に活用し、東南アジア6カ国、北米、中国、インドにおいて、長年にわたって不動産開発事業を展開して参りました。開発アセットは住宅、商業施設、オフィスビル、ホテル、教育・医療施設などの多岐に渡り、近年では不動産開発に加え、住民の生活の質向上や社会課題解決に根差した都市運営にも一体で取り組んでおり、開発と運営の相乗効果による持続的な都市価値向上を目指しております。
その中でも、現在特に注力しているのが、インドネシア BSD Cityにおける都市開発・都市運営事業です。山手線の内側と同じ約6,000ヘクタールの広大な土地で、現地大手デベロッパーのシナルマスランド社と共に、BSD Cityの課題を解決できるようなスマートシティの開発や、先進的な都市運営コンテンツの導入を推進しております。
今後は社外パートナーの皆様が持つコンテンツやサービス、ノウハウを取り入れつつ、皆様と共に都市運営事業を推進することで、BSDを世界に誇る街にしていきたいと考えております。BSDの概要については以下の動画(約6分)で詳しくご説明しておりますので、是非ご覧ください。
【インドネシア BSD City Concept Movie】
https://youtu.be/aEp5Y1qw3eE
BSD Cityを次なるステージへと導くパートナーとして、共に未来の街づくりに挑戦してくださる皆様をお迎えできることを楽しみにしています。
私たち三菱商事はBSD City全体の都市価値向上に向け、2020年にシナルマスランド社と都市運営の共同取組に関するMOUを締結し、6000ヘクタールの広大な土地における都市運営事業者として、様々なサービス導入の検討を進めております。今後、住民の生活の質や利便性を更に向上させるためには、スタートアップの皆様のご協力が欠かせません。特にBSD Cityが直面している以下6つの課題に対応する為のサービスを募集しております。
【BSD City 6つの課題】
① ウォーカビリティ：人々が快適に歩ける場所が限られており、回遊性の向上が求められている
② モビリティ：インドネシア特有の車中心の都市設計により、車以外の効率的な移動手段の選択肢が限られている
③ エンタメ：主要な観光地やエンタメ施設が少なく、街を目的化する取組が求められている
④ ウェルビーイング：病気の早期発見/治療が進んでおらず、人々の健康と生活の質向上が求められている
⑤ カーボンニュートラル： 再生可能エネルギーの導入が法制度上活用しづらく、化石燃料由来の発電が主流な状況下、国策である2060年のカーボンニュートラル実現に向け、BSD内でも具体施策が求められる。
⑥ デジタルトランスフォーメーション：現有の各種サービスが連携しておらず、都市全体のスマート化・連携が求められている
#東南アジア、 #社会課題、#歩ける街、#ヘルスケア、#医療、#健康診断、#セキュリティ、#環境、#エネルギー効率、#エンタメ施設、#地域活性化、#カーシェアリング、#MaaS、#シェアリングエコノミー、#クラウドサービス、#オンデマンドバス、#自動運転
日本が誇る革新的な技術や最先端サービスをインドネシアに展開し、BSD Cityにしかない特別な価値を共に創出したいと考えております。1984年より開発が進められてきたBSD Cityは、これまで人口や都市機能の増加に焦点を置いた「量重視」の開発を行ってきましたが、近年は人々の生活のクオリティを追求する「高品質」な街づくりを目指しております。このビジョン達成に向けては、インドネシアにはまだ存在しない、先進的でユニークな都市サービスの導入が不可欠だと考えております。皆様の技術やアイデアをもとに、BSD Cityで唯一無二の価値を創造できることを楽しみにしております。
【取り組みたいテーマ例】
・既存の枠を超えた次世代モビリティソリューション
・世界に誇れる独自のテーマパークや、エンタメスポットの創出
・最先端のテクノロジーを活用した住民・就業者・来街者向けのヘルスケアサービス
・環境価値と経済価値の両立を可能にするCleanTechの導入
・都市機能を支えるアプリケーションやDXプラットフォームの構築
BSD Cityはこれからの時代を切り開く変革のプラットフォームとなる場所です。皆様のご提案がBSD Cityの都市課題解決、都市価値向上に繋がり、新たな価値・未来を創りあげる力となります。
共に世界に誇る街を共に造りましょう！皆様からのご提案を、心よりお待ちしております。
インドネシア BSD Cityの持続的な都市価値の向上を目指すべく、現地パートナーのシナルマスランド社と共に、住民・来訪者の課題やニーズに基づいた都市サービスの検討・導入に取り組んでおります。三菱商事の強みである営業グループの幅広い産業設置面を最大限活用することで、都市が抱える幅広い課題に対するソリューションを提供し、他にはない魅力的な街づくりを実現してまいります。
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質疑応答を開催企業と交わし、不足していた情報やより具体的な内容を盛り込み、両社で提案内容の精度を上げていきます。
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ブラッシュアップを経て、次のステップであるプレゼン・ディスカッションにお進み頂く提案が選考されます。
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運営チームと共に準備をおこない、基本的には開催企業の経営層や事業責任者に対して、両社で協力して共創案を直接プレゼンテーションします。一方向のプレゼンテーションではなく、両社によるディスカッションの場でもあります。
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プレゼン内容を元に、実証実験など事業化に向けた検討を進めていく共創案が採択されます。
実証実験へ
