京阪電気鉄道株式会社・京阪ホールディングス株式会社
京阪電気鉄道株式会社・京阪ホールディングス株式会社
京阪電車の豊富なアセットを最大限に活かし、地域・社会課題の解決に寄与する事業の共創をめざす
京阪電気鉄道は、大阪市中心部と京都市を結び、大阪・京都への通勤・通学利用はもちろん、祗園や清水寺、伏見稲荷などの京都を代表する寺社を沿線に持ち、観光路線としてもご利用いただいている鉄道会社です。また、滋賀県大津市にも路線を持ち、年間延べ2億人以上にご利用いただいています。関西では「おけいはん」キャンペーンでもおなじみです。 「こころまち つくろう」をグループのスローガンに、潤いのあるまちとくらしを地域やお客さまと共に創ることを目指しています。 また、近年は京阪版のSDGsと言える「BIOSTYLE(ビオスタイル)」(楽しみながら、健康的で良いものを自分らしく取り入れるライフスタイル)を、「SDGs」という言葉が誕生する以前から独自に提唱し、取り組んでいます。「体・心・地域・社会・地球にとって、健康的でしあわせであること」という5つのガイドライン(=5GOOD)をあげて、社会的価値と経済的価値を両輪で生み出す経営を進めています。 <詳しくは「BIOSTYLE PROJECT」参照↓> https://www.keihan.co.jp/corporate/sustainability/biostyle/ 今回のプログラムで採択されたスタートアップは、京阪電車の各部門とともに実証実験を行い、事業化に挑戦します。 115年にわたり事業を展開してきた京阪電車の豊富なアセットを最大限に活かし、地域・社会課題の解決に寄与する事業を、わたしたちと一緒に造りませんか? ■京阪電気鉄道株式会社 代表取締役社長 平川良浩 メッセージ このたびは、「京阪電車 事業共創チャレンジ 2025」ページをご覧いただき、ありがとうございます。 当社の抱える課題や地域・社会の課題を、みなさまの技術・知見・アイデアを活かして解決したいと思い、初めて本プログラムを実施することになりました。 実証実験、その先の事業化をめざし、共にチャレンジしましょう。 ■『京阪電車 事業共創チャレンジ 2025』説明会 【日時】 2025年2月25日(火)14:00〜16:30 【場所】 QUINTBRIDGE 1階イベントスペース(大阪市都島区東野田町4丁目15-82) 【申込URL】 https://keihan-kyoso2025.peatix.com
テレワークやライフスタイルの多様化により、鉄道の利用動機は変化しています。また、人口減少社会において、現状維持では、将来、鉄道利用者が減少することは明白です。駅や沿線エリアでの体験を充実させ、目的地への移動目的だけではない鉄道利用の理由を創出する、または、鉄道による移動そのものが目的になるサービスやコンテンツを創造することで、鉄道の新たな価値創出を目指したいと考えています。 駅や沿線エリアをより魅力的な目的地とすることで、鉄道を利用する動機を高める、沿線への旅客誘致を促進するような提案や、鉄道による移動そのものが目的となるようなサービス、コンテンツの提案を募集します。地域に住む人々が京阪沿線を誇りに思い、沿線外のお客さまが京阪沿線や京阪電車の魅力に気付き、訪れたくなるような、一過性でない持続可能な仕組みづくりに挑戦しませんか。 【アイデア例】 ▶ 有料会員サービス ▶ 駅ラウンジサービス ▶ スタンプラリーやコレクション企画 ▶ 沿線ラリーイベント ▶ 推し鉄、推し駅 ▶ グルメ旅 ▶ 沿線物語・ヒストリー ▶ 移動空間・時間のエンタメ化
鉄道駅は、地域住民にとって、通勤・通学など日々の交通手段の起点であり、日常生活で立ち寄る空間です。 いつもの通過点を、日常生活の困りごとを解決できたり、生活動線上で多様なサービスを受けタイムパフォーマンスが向上できたり、気の利いたちょっとしたサービスで心が満たされたりと、「生活のプラットフォーム」として進化させることができれば、利用者の暮らしをより豊かにし、また地域社会とのつながりを深めることが出来ると考えています。 駅を「移動の拠点」から「暮らしを支えるプラットフォーム」へと進化させるようなサービスアイデアを募集します。 1日約70万人が利用する京阪電車の駅のポテンシャルを活かして、地域住民のニーズに対応するサービスを提供し、駅を生活者にとって新たな価値を創出する場にしたいと考えています。 【アイデア例】 ▶ 通販商品の受け取りサービス ▶ 処方薬受け取り・医療相談サービス ▶ 食材・惣菜の受け取りサービス(家事支援) ▶ 子どもの預かり・送迎プラットフォーム(子育て支援) ▶ 鉄道・駅利用の介助・支援が必要な方の相互サポート(バリアフリー)
当社では、駅改札通過時のお客さまのデータや、列車別駅間別の乗車数データを保有しています。 現状、これらデータが活用しきれていないため、お客さまの利便性向上や外部企業の課題解決などとして活用したいと考えています。 日々の「時間帯別の駅別乗降客数データ」や「列車別の駅間別乗車数データ」を保有しています。 これらデータの活用策を募集します。 【保有・活用したいデータ】 • 駅別乗降データ (時分別の改札入出場の人員が分かるデータ。ただし、個人を識別することは出来ない) • 列車別駅間別の乗車人員データ (列車毎に駅間の乗車人員が分かるデータ。乗車駅についても分かる。ただし、個人を識別することは出来ない
大津線は、京都市中心部に乗り入れる京津線と、大津市中心部を石山寺駅から坂本比叡山口駅をむすぶ石山坂本線からなり、約4万人/日のご利用があります。その結節点である、びわ湖浜大津駅の周辺に、併用軌道区間があります。 大津線の併用軌道区間においては、軌道内への歩行者や車の進入などについては、運転士が状況を判断し、運転操作で対応する必要があります。 ※併用軌道…道路上に敷設された軌道のこと。いわゆる路面電車であり、車やバイク、歩行者が線路のすぐ横を通るので、 安全確保が非常に難しい。 電車の運転にあたって、運転保安設備でサポートできていない機能を、画像解析等による注意喚起で補い、運転士の運転サポート、鉄道・地域交通の安全性と定時性の確保につなげたいと考えています。 【検知したい人や事象】 • 交通信号(特に赤) • 電矢(路面電車用矢印)の表示の有無 • 歩行者 • 軌道敷地内にはみ出して停車する車
事務局、事業部門には、鉄道の運転士・車掌、駅スタッフだけでなく、工務・電気・車両の技術部門など経験豊富なメンバーがおり、実証実験・事業化検証を全力で行います。スタートアップのみなさまからのご提案お待ちしています!
京阪電気鉄道は、1910(明治43)年に、大阪・天満橋と京都・五条の間の46.57㎞で営業を開始し、2025年には開業115年を迎えます。
現在は、京阪本線・鴨東線、中之島線、交野線、宇治線、京津線、石山坂本線、鋼索線からなる総営業距離約91.1kmの鉄道ネットワークを構築しています。大阪と京都という都市間輸送を担う路線特性から、朝ラッシュ・夕ラッシュの時間帯はともに、双方向に移動が発生するほか、祗園や清水寺、伏見稲荷、石清水八幡宮などの京都を代表する名所・寺社の最寄りとなる路線であることから観光でのご利用も多く、近年はインバウンドのお客さまも急増し、1日平均約70万人のお客さまにご利用いただいています。
日常生活の1シーンである鉄道を安全にご利用いただくため、自動列車停止装置、ホーム転落検知装置、ホームドアなどの安全設備の充実をはじめ、安全・安心を守る日々の訓練・教育を実施するなど、ハード・ソフト両面から様々な取り組みを行っています。
また、より便利・快適にご利用いただくために、2017年に京都・大阪間の鉄道事業者で初めての有料座席指定サービス「プレミアムカー」サービスを開始。上質さにこだわったサービスは高く評価いただき、稼働率も非常に高いことから、同業他社でも類似サービスが展開される状況となったほか、当社においては、2025年秋のサービス拡大(提供車両の増備)を予定しています。また、オープンカウンター式の改札口「けいはんインフォステーション」や食の商店「もより市」、オープン型宅配便ロッカーの設置など、駅構内施設・店舗でのサービス充実を図っています。
これからも、鉄道をご利用のお客さまに、安全・安心、便利・快適をさらに高める取り組みを提供してきたいと考えています。
エントリーを受け付け後、書類審査を実施し、1ヵ月以内を目安に選考結果についてご連絡をさせていただきます。
また、選考中におきまして内容についてヒアリングをさせていただく場合がございます。
・ギャンブル、政治、宗教、反社会的内容、公的にふさわしくない内容の企画 ・法律に違反する企画 ・サービスの売り込み
分野、業種を問わず、すべてのスタートアップ法人がエントリーできます。
備考
本プログラムは、開催企業がエントリー企業と直接やりとりを行うプログラムとなります。
エントリー後のやり取りは直接開催企業とご実施ください。