シリ丹バレー推進協議会

シリ丹バレー推進協議会

たんばLPSチャレンジ

〜丹波地域の地域課題解決や地域資源を活かしたビジネス創出にチャレンジ!〜

プログラムの概要

たんばLPSチャレンジとは… 人口減少や少子高齢化といった社会の変化に伴い、地域振興、環境保全、集落機能の維持、まちづくりなど、さまざまな地域課題が顕在化しています。 たんばLPS(Local Problem Solution)チャレンジ事業は、これらの多様な地域課題に取り組むビジネスプランの実現を支援し、地域の活性化と持続可能な発展を目指すプログラムです。 地域課題の解決に向けたビジネスプランや、地域資源を活用したビジネスプランを公募し、セミナーを通じたブラッシュアップや審査・プレゼンテーションを経て、プランの精度を高め、金融機関や投資家、民間企業との連携機会を得られるピッチイベントを通じて、プランの実現を目指します。 <参加対象> 下記のいずれかに当てはまる個人、法人等(創業年数や企業規模、居住地・所在地は問いません)で、審査会でのプレゼンテーションが可能であること。 ●丹波地域の地域課題解決に取り組むビジネスプランを有し、事業化する意志がある ●丹波地域の地域資源を活用したビジネスプランを有し、事業化する意志がある ※丹波地域:丹波篠山市、丹波市の2市からなるエリア

このプログラムで実現したいこと

01

たんばの地域課題を解決したい!

(ソーシャルビジネス部門) 長期的な人口減少・高齢化により、丹波地域の2050年の人口は、2020年の人口に比べ40%近く減少すると言われています ※。 地域の持続発展に向けては、一人多役の社会や生涯現役社会の実現、関係人口の拡大による地域活動総量の拡大をめざす必要があります。 スマート技術等を活用し、丹波地域の課題解決に取り組むビジネスプランを募集します。 求めるビジネスプランのテーマの一例 ・定住の促進、関係人口の増加 ・AIやロボットを活用し、単純作業を自動化 ・地域社会の空間・ストック(森林、田畑、家屋等)の管理、農地や森林資源の有効活用 ・生産・流通・販売現場における省力化、自動化 ・自動運転の活用等による高齢者が抱える「移動の負」の解消 ・ドローン等の利活用による利便性の向上 ※ 兵庫県人口推計より

02

たんばの地域資源を活用したビジネスを創出したい!

(ローカルビジネス部門) 緑豊かな山々に囲まれ、古来より「森」の恵みを受けつつ、「農」を土台に発展してきた丹波地域。丹波地域の地域資源(丹波栗、丹波大納言小豆、丹波黒大豆などの農産品、丹波焼などの伝統工芸、歴史文化、豊かな森林・自然等)を活かした脱炭素の地域づくり、食の地産地消、資源の循環利用、シェアリングエコノミーの構築、エネルギーの自律・分散化など、持続可能な地域社会の構築につながるビジネスプランを募集します。 求めるビジネスプランのテーマの一例 ・豊かな食資源を活かした製品、サービス展開 ・豊かな森林を持つ丹波地域の木質バイオマスを活用した製品、サービスの展開 ・丹波地域でのワーケーションやツーリズムの促進 ・その他、地産地消やサーキュラーエコノミー(循環型経済)に繋がるビジネス

03

具体的な各地区の課題の解決

シリ丹バレーで活躍する、事業共創パートナーが日々の活動の中で接している各地区の課題があります。 これらの課題を解決する提案についても募集しております。 【福住地区】古民家ビール醸造所の継承 2024年6月末まで醸造を行なっていたクラフトビール醸造所醸造所が会社の事業集中・整理をするために休止され、製造施設の利用者を探しています。2018年に新調した大型タンクや醸造設備、パブスペースもあり、すぐに醸造が開始できます。 地域の産品やフードロスを生かした六次産業化商品の製造、麦芽の廃棄分を農業に循環させる取り組みなど、地域の持続可能性に寄与するご提案は、本事業終了後に可能な限り好条件で利用頂けるように調整します。 【今田地区】丹波焼産地の空きストックを活用したビジネス創出 旧陶芸会館や「陶の郷」のバンガローなど、利活用できていない空き建物があります。 丹波焼産地には一定の観光客の来訪が見込まれ、これらの空きストックを活用したビジネスと地域づくりの両立が求められています。 これらの建物は、陶磁器協同組合や丹波篠山市が所有するものもあり、公共的なニーズとの調整を図り、事業化のためのサポートを実施します。 【丹波市】ビジネスにおける地方と都市部の情報格差を解消するサービス 丹波市では、大手銀行の支店やATM等都市部では当たり前にあるものがなく、大手企業からの営業を受けないなど、都市部との繋がりが希薄な環境です。地元企業もこれから起業される方も、情報格差が原因で、都市部や世界の事情をキャッチアップすることが難しいという課題があります。 都市部と地域の情報格差を埋める企画提案に対し、行政との円滑な取次や既存事業との連携等、可能な限りサポートを実施します。 【青垣町佐治地区】大学連携×ソーシャルビジネス 丹波市は、これまで地域の課題解決を目的に様々な事業者・大学等と包括連携協定を締結し、事業を進めてきましたが、目に見えて事業として成立していると言えるところまでは至っていないのが現状です。 今後、連携協定の有無に関わらず、大学や地域の間に入ることで、新たなビジネスが創出できる可能性を模索しています。物資が集う市場町として栄えた丹波市青垣町佐治地域を主とし、この地で培ってきた人や事業者・大学との繋がり、改修をかけて活用してきた空き家等、様々なリソースをもとに事業をサポートします。

活用できるリソース

01

ローカルイノベーションを生み出すためのセミナー・ワークショップの実施

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ベンチャー型、スタートアップ型ビジネスを創出するための基本的な知識のインプットやワークショップを実施します。具体的にはリーンキャンバスをベースとしたブラッシュアップ、仮説検証手法をレクチャーします。
02

地域の起業家等によるサポート

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シリ丹バレー推進協議会のメンバーをはじめ、地域の起業家等が地域の特性や地域課題の現状について助言し、ビジネスプランのサポートを実施します。 ※シリ丹バレー推進協議会とは 丹波地域では、産学官民が一体となって内外の人の力を結集し、地域発イノベーションの創出・創発を促進するエコシステム「シリ丹バレー構想」を推進しています。本構想・プロジェクトの推進機関として、シリ丹バレー協議会は令和4年2月に設立されました。
03

専門家メンターによるオンラインメンタリング

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丹波地域だけでなく、全国で地域課題解決ビジネスのサポートをしてきたメンター陣によるオンラインメンタリングを実施します。
04

都市部ピッチイベントへの登壇

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最終審査を通過された方には、2025年3月(予定)に関西経済連合会と連携して大阪で実施するピッチイベントへ登壇いただきます。在関西の大手企業や金融機関の担当者が来場し、ビジネスプランへのフィードバックをいただくほか、今後のサポートに繋がるネットワーキングを実施します。

運営チームの紹介

京阪神に近接しながら自然豊かな丹波地域は、近年、移住や起業の増えている地域。シリ丹バレー構想は、そんな丹波地域で産学官民が一体となって、地域発イノベーションの創出を目指すプロジェクトです。
たんばLPSチャレンジの実施を通し、丹波地域の課題解決や地域資源活用に資するビジネスの立ち上げ、誰もが起業しやすい環境の創出を図り、丹波地域の活性化に繋げていきます。
丹波地域から全国へ元気を届けていきましょう、皆様のエントリーをお待ちしています!

たんばLPSチャレンジ 運営事務局

開催会社概要

シリ丹バレー推進協議会

丹波地域では、産学官民が一体となって内外の人の力を結集し、地域発イノベーションの創出・創発を促進するエコシステム「シリ丹バレー構想」を推進しています。本構想・プロジェクトの推進機関として当協議会は令和4年2月に設立しました。

  • 補足情報
  • 提出いただいた内容を基に一次審査を実施します。

    詳細をヒアリングしたい場合、事務局から面談の依頼があることをご了承ください。

NG企画とエントリー条件

NG企画

・ギャンブル、政治、宗教、反社会的内容、公的にふさわしくない内容の企画 ・法律に違反する企画 ・サービスの売り込み

エントリー条件

分野、業種を問わず、すべてのスタートアップ法人がエントリーできます。

備考

本プログラムは、開催企業がエントリー企業と直接やりとりを行うプログラムとなります。
エントリー後のやり取りは直接開催企業とご実施ください。

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