袋井市
袋井市
インバウンド観光における課題をスタートアップと一緒に解決する
最近、空を見上げましたか?袋井の空は白い雲が映える濃い青です。 田植えが済んだ夏の水田には、鮮やかな緑の稲が育ち、風が通り抜けると風の道が見えます。足とくちばしの長いシラサギが、緑の背景の前を優雅に飛んでいきます。両手を広げて深呼吸したくなるような景色が袋井にはあります。 私たちは、こんな日本の田舎の風景を外国からのお客様にも知っていただき、楽しんでいただきたいと考えています。 江戸時代には交通の要衝として繁栄した宿場町であった袋井には、外からのお客様を歓迎する気質があります。 まだ外国のお客様に知られていない秘宝”Hidden gem”としての袋井を世界に発信し、体験していただきたいと考えています。
残念ながら外国からのお客様の動向を把握できていません。個人情報であり把握が難しい現状であることから、新しいアイディアで顧客動向の把握をしたいです。 当市に訪れている外国人の人数、国籍、市内での動き、購入動向などを把握することで現状分析をし、すでに訪れている方を誘導するための資料としたいです。 現状が把握できないことには、対策も立てられないことから、まずは少しずつでもよいので動向を把握したいです。 <提案例> ・AI解析ツールを活用し、ソーシャルメディアやオンライン検索履歴から、袋井市に興味を持っている外国人観光客の動向を把握。 ・ビッグデータ解析を使って、訪問客の数、国籍、行動パターン、購入傾向を可視化し、次の施策に役立つデータを提供。 ・顔認識技術や動線解析カメラを活用し、観光地や市内施設における外国人の動向を非接触で把握。 ・スマートフォンアプリを通じて、外国人観光客が市内で利用するサービスや購入履歴を追跡し、リアルタイムで分析。 ※上記以外にも、課題解決に繋がるアイデアを募集します!
どんなに素敵な商品も、顧客に知られていなければ「ない」と同じです。袋井市のよさを、どのように表現していくことで効果的に認知度を上げていているか検討し、知名度アップを狙います。 インバウンド、特に「ベトナム人」と「禅に興味を持つ外国人」への認知度を上げていけるはずです。 ベトナムは、市内にある常林寺というお寺にベトナム建国の父であるファンボイチャウが建立した石碑があり、現在でも年に200~300人のベトナムの方が国内外から訪れています。この現状を活かして更に多くのベトナム人へ袋井市の観光情報を届けたいです。 また、市内にある3つの寺では、座禅、写経、滝行などを体験でき、自然にあふれた環境で禅を体験していただけます。3寺それぞれの個性を感じながら禅を体験できることを周知していきたいです。 <提案例> ・SNS解析ツールを使って、ベトナムやZenに関心の高いユーザーを特定し、効果的なPRコンテンツを提供。 ・XR(拡張現実)技術で、袋井市の寺院や禅体験をバーチャルに体験できるコンテンツを作成し、世界中の観光客に提供。 ・いくつかある体験型コンテンツを各旅行者に合わせて、申込ができるシステム ※上記以外にも、課題解決に繋がるアイデアを募集します!
現状では市内の公共交通機関は、数本のバスに限られています。一方で、観光資源は市内の10km四方に広がっており、自家用車を持たないインバウンド客が周遊する手段を見出したいと考えています。 歩いて周遊するには長すぎる距離なので、現状では日本人客であっても自家用車での周遊が9割以上です。 お客様自身が四季の自然を楽しみながら運転する電動モビリティで移動していただく環境や、新たな交通手段やデジタルツールを活用した周遊システムの構築を目指しています。 <提案例> ・電動バイクや電動スクーターのシェアリングシステムを導入 ・自動運転シャトルや電動アシスト自転車を利用した観光ルートを整備し、非接触型での移動手段を提供。 ・スマートパーキングシステムを活用して、電動モビリティの駐車場所を事前予約できるサービス ・オンデマンド型交通サービスの導入 ・バスの運行状況や待ち時間をリアルタイムで表示するバス停システム ※上記以外にも、課題解決に繋がるアイデアを募集します!
市内の観光施設、飲食店、小売店など、インバウンドのお客様と接する場面で、インバウンドフレンドリーな環境を確立したいです。 袋井市のおもてなしの魅力は、人のあたたかさです。言葉の壁や文化習慣の違いのために、そのあたたかさがインバウンドのお客様に伝わりにくい現状があります。 スタッフ側が、言葉が通じないと思い込み遠慮してしまったり、文化習慣の違いを恐れてしまったりして積極的なおもてなしができない状況もあります。まずは、受け入れ側の心のバリアフリーを進めるために、インバウンド受け入れの心構えを学び、心からのおもてなしの心を育てたいです。 <提案例> ・AI翻訳デバイスを導入し、スタッフが言葉の壁を意識せずにインバウンド客と円滑にコミュニケーションできる環境を提供。 ・異文化理解とホスピタリティ向上のeラーニングプラットフォームを導入し、スタッフが柔軟に学べるトレーニングを提供。 ・VRやARを用いた接客シミュレーションで、実際の接客シチュエーションをリアルに再現し、異文化対応力を高めるトレーニングを実施。 ・インバウンド対応ガイドアプリで、スタッフが簡単に外国文化や習慣に関する情報を確認し、即座に対応できるツールを提供。 ※上記以外にも、課題解決に繋がるアイデアを募集します!
袋井には、山、海、川、里山、田んぼなどの日本の地方のいいところが詰まっています。歴史ある神社仏閣もあり、平均年齢も比較的低く、若い人材も活躍しています。お客さまをおもてなしする心意気も自信があります。
こんな素敵な袋井市をぜひ、海外からのお客様にも知っていただき、訪れていただきたく、皆様のアイディア・実行力をお貸しください。
・静岡県西部の人口約88,000人都市 ・交通の要衝として発展。東海道53次の27番目「どまん中 袋井宿」、JR東海「袋井駅」と「愛野駅」、東名高速道路「袋井IC」 ・エコパスタジアムはラグビーワールドカップ2019の会場。葛城北の丸リゾートは、サッカー日本代表が宿泊し、2020東京オリンピックではアイルランドチームのキャンプ地に ・遠州三山「法多山」、「可睡齊」、「油山寺」は地域の名刹。法多山「厄除け団子」は定番お土産 ・全国有数の打ち上げ規模を誇る「ふくろい遠州の花火」 ・特産品のクラウンメロンは、ふるさと納税返礼品として大人気
・ギャンブル、政治、宗教、反社会的内容、公的にふさわしくない内容の企画 ・法律に違反する企画 ・サービスの売り込み
分野、業種を問わず、すべてのスタートアップ法人がエントリーできます。
備考
本プログラムは、開催企業がエントリー企業と直接やりとりを行うプログラムとなります。
エントリー後のやり取りは直接開催企業とご実施ください。