(株)ヤマサキ×オープンイノベーションプログラム2024

価値観を共有し、共創できるスタートアップ企業を募集します。

エントリー
〆切
{{getMonth(schedule.entry.end_at, true)}}/{{getDay(schedule.entry.end_at, true)}}
({{getDayOfWeek(schedule.entry.end_at, true)}})
{{getHour(schedule.entry.end_at, true)}}:{{getMinute(schedule.entry.end_at)}}
エントリー {{ format(schedule.entry.start_at, false)}}
エントリー開始
エントリー受付終了

株式会社ヤマサキ

1875年(明治8)の創業から、築炉への情熱を燃やし続けて149年。
※ 築炉とは、高熱に耐えうるように構造物(鉄皮等)の内面に煉瓦を積んで、火や熱から保護する作業です。
 (炉の例として、高炉、熱風炉、コークス炉、加熱炉、焼却炉、アルミ溶解炉等)

製鉄所の設備をはじめとする、様々な工業炉の建設とメンテナンスに携わらせて頂きました。その技術を伝承するため、自社内に山﨑高等技術専門校を設置し、優秀な技能者を継続的に育成する姿勢は客先からも高い評価を頂いています。

昭和30年代以降鉄鋼業界と共に発展を遂げてきましたが、その鉄鋼業界も人口減少による国内需要の縮小が見込まれています。海外需要に頼るものの他国も自国生産主義に移行しています。又、社員の採用活動に苦戦し入社数も少なく社員数も減少傾向にあり、技能継承が危ぶまれる状態になっています。その中で当社の耐火物施工、製缶、配管施工、機械加工、それぞれの技術を生かして安定した仕事量を確保しつつ、新規事業を創出していきたいと考えています。

実現したいこと

01

鉄鋼・建設業界の進化および鉄鋼・建設業界の技術を新しい分野へ活用するための挑戦

鉄鋼・建設業界では、人口減少による国内需要の縮小が見込まれているため、当社では新しい分野への挑戦と更なる成長を目指しています。
当社が培ってきた技術・技能と、スタートアップの皆様の柔軟な発想や新しい視点を組み合わせ、未来に向けた新たな成長を実現できることを楽しみにしています。

<進化を目指す取り組み例>
●エネルギー効率を向上させるソリューションの提供
  エネルギー管理システム
  炭素排出量のモニタリングシステム

●建設業界向けのソリューションの提供
  AR/VRを活用した炉構築シミュレーション、疑似体験プログラム
  作業環境のリアルタイム危険検知
  作業手順やメンテナンスのバーチャルトレーニング

●海外向けのソリューションの提供
  海外プロジェクト支援や技術者の国際派遣
  築炉学校の運営による現地訓練生の育成

●築炉に用いる材料・素材の品質向上
  熱センサー、冷却装置、耐火材、エコ資材、排ガス装置など

●低炭素排出の省エネ炉の実現
  AI/IoTなどでエネルギー管理、断熱性能の高い材料、CO2回収技術などの搭載

●デジタル技術を活用した炉のメンテナンス
  炉の使用状況、劣化状況のモニタリングシステム
  設備の予知保全システム
  ドローンを活用した検査、メンテナンスシステム


<新しい分野への挑戦例>
●技能を学ぶカルチャースクールの運営
  築炉教室(エクステリア~職人レベルまで)
  煉瓦積みDIY教室

●建設業界向けの製品開発
  耐火性、安全性の高い住宅用建材の開発
  建設産廃のリサイクル、リユース製品の開発
  作業環境にマッチングした補助装置の開発

●医療・バイオ領域における技術活用の可能性の模索
  耐火性・安全性の高い滅菌装置の開発
  医療廃棄物の処理
  人工関節・セラミック素材などの加工・製造

●個人消費者向けの製品開発
  家庭用のピザ窯
  アウトドア向けDIYリフォームキッド
  高耐火、高耐久アウトドアグッズ

02

遊休不動産を体験スペースとして再生し個人や家庭が笑顔になるサービスを創出

当社は、創業以来変わらず人と仲間の和を大事にしてきました。全国に8つの事業所を持ち、地域社会への貢献を模索してきました。
現在、遊休不動産を体験スペースの場として活用するアイデアがあり、近年の環境の変化や社会の多様化に合わせて、個人や家庭に向けた新たな価値を提供できる事業を行う場として再生を図りたいと考えています。
当社と共に個人や家庭が笑顔になれるサービス・事業をつくりませんか。

<個人や家庭に向けた新たな価値提供例>
●個人や家庭向けの体験スペース等の提供
  仮想ゴルフ場兼レッスン場
  スーパー銭湯、サウナ、休憩所
  店舗出店
  レクリーエション、アミューズメント施設
  スポーツ体験、アクティビティ、スポーツジム
  映画鑑賞、AR/VRを活用した体験スペース
  庭園、菜園場
  アスレチック場
  など

03

社員がイキイキと活躍できる安心・快適な築炉作業現場の実現

近年の若手労働人口減少や社員の高齢化に伴い、現場での重筋作業の軽減や業務の効率化は急務だと考えています。当社は、作業環境の改善や教育・指導のDXをはじめ、社員がイキイキと活躍できるような改革を進めていきたいと考えており、以下に示すようなテーマや課題に対するサービスやアイデアを募集します。

<心身のストレスが少ない職場環境の実現に向けた課題感>
●作業面の課題:腰や肘等への負担を軽減したい
  レンガを積む作業が中心(1つ当たりの重さが3kg~20kg程度)
  狭い場所も多く機械化が困難であるため、身体への負担が大きい
  加齢による筋力等の低下

●環境面の課題:粉じんや熱などの劣悪な環境を改善したい
  粉じんが舞いやすい職場環境(レンガの解体屑や製鉄の副産物など)
  溶鋼の輻射熱がある場所では猛暑日を超す高温環境
  作業場所および保護具着装による暑さでの疲労
  照明や採光窓などがない設備の内部では暗所

●メンタル面の課題:仕事や私生活の悩みを気軽に相談しやすい環境を作りたい
  言葉遣いや指導方法におけるジェネレーションギャップ(受け手の心理耐性に合わせた指導方法)
  会社では立ち入れない私生活の悩みなどの相談先(産業医への相談は心理的ハードルが高い)


<早期戦力化への挑戦>
●技能系の課題:知識・スキル習得の期間を短縮したい、効率的に習得させたい
  作業方法やコツの体得に数年かかる
  図面(紙/平面)から構造(立体)をイメージする能力が必要
  頻度の低い仕事は経験者減少で品質低下や技能途絶の危険性
  経験不足者が不安全な行動をしないように状況認識や安全感度を高める

●管理系の課題:安全で効率的に現場管理を実施したい
  現場の見回りや立ち合いにマンパワーが必要
  品質の良し悪しを見分ける目を身につけるのが重要だが、容易でない
  事務作業紙からの入力、資料作成が多く時間がかかる
  安全面での現場、構内独自ルールも多く覚えるのに何年もかかる

活用できるリソース

01

高度な築炉および製缶技術

resource_1_img
築炉の匠が揃う高い技術力
築炉業界において職人技ともいえる高度な技術を有し、溶鋼を扱う特殊環境にも対応できる実績があります。粉じんや高温といった厳しい環境での作業が多く、手作業での対応が多く残ります。この技術は参入障壁が高く、他社には真似できない、私たちならではの強みです。

製缶技術の幅広い対応力
築炉技術に加え、製缶の専門知識を活かして設備の設置やメンテナンスなども幅広く対応しており、高度な技術力を多様な分野で発揮しています。
02

多様な事業経験

resource_2_img
建築・エクステリア分野の実績
一般建築やエクステリアの豊富な施工経験を誇り、これまでの実績をもとに新しい事業領域への展開も視野に入れています。

飲食店フランチャイズの成功経験
飲食業の運営ノウハウを有し、店舗管理や人材育成にも確かな実績を持っています。地域に根差した多角的な事業展開により、さらなる可能性を広げています。

多様な事業経験により提案頂いた事業・サービス案を共創する事が可能です。
03

職業能力開発校運営ノウハウ

resource_3_img
高い教育力と人材育成の支援体制
山﨑高等技術専門校の運営により培われた人材育成ノウハウを活かし、従業員向けに専門的スキルを習得できる場を提供しています。これにより、確かな教育力と育成体制で新たな人材の発掘と育成に貢献しています。

教育事業のさらなる展開可能性
職業能力開発のノウハウを地域の方々向けに展開し、DIY教室などのワークショップ開催にも適しており、地域との結びつきを強化することで事業の一層の発展が期待されます。
04

全国各営業所遊休不動産の有効活用

resource_4_img
豊富な空きスペースの活用可能性
全国に広がる空きスペースを活用した様々な用途の可能性があります。
・鹿島:鹿島工場敷地内空きスペース、製缶工場内空きスペースの有効活用
・大牟田:田隈元実習場(旧訓練校)、訓練期間外の訓練校・宿泊所、資材センターの空スペース
・千葉:関連会社の土地(建物も使用可能)
・水島:社宅(会社敷地内に3階建て合計6部屋の社宅が1棟、3階建て合計9部屋の社宅が1棟)

活用アイデアとして下記の様なものがあります。
・地域向けDIY教室やピザ窯製作教室
・実証実験場所を提供
・製品倉庫としての活用
05

多様な人材リソースと支援体制

resource_5_img
豊富な人材層と実践的な労働環境
若手からベテランまで幅広い人材が在籍し、多様な視点からの新たなアイデアや改善策が導入される風土が整っています。多様な人材が揃うことで、革新的な取り組みも柔軟に実施できます。

挑戦を支援するオープンな企業文化
経営陣が現場の意見に耳を傾け、固定観念にとらわれずに新しいアイデアを積極的に取り入れています。従業員の挑戦を後押しする風土が整っており、より良い現場環境の構築が進んでいます。
最近の取り組みとして、会社設立記念事業としてアニメーションムービーを製作しました。
06

全国に広がる営業および顧客ネットワーク

resource_6_img
広範な営業ネットワーク
全国に営業拠点を構え、迅速な対応が可能。地域密着型のビジネス展開により、顧客ニーズに即した柔軟なサービス提供が可能です。

<8つの事業所>
 ・青森県 八戸営業所
 ・茨城県 鹿島営業所
 ・千葉県 千葉営業所
 ・和歌山県 和歌山営業所
 ・岡山県 水島営業所
 ・福岡県 響灘事業所
 ・福岡県 大牟田事業部
 ・大分県 大分事業所

運営チームの紹介

1.国内鉄鋼需要縮小による仕事量の減少。
2.近年活用されていない土地・建物を有効活用。
3.労働人口の減少および社員の高齢化による業務過多。
という3つの問題を解決すべく我々チームが発足しました。
・私たちが培ってきた「最高の技術と技能」
・スタートアップの皆様の「柔軟な発想や新しい発想」
を共有し未来に向けた新たな事業を共創しませんか。
応募楽しみにしています。

オープンイノベーションプロジェクトチーム

開催会社

株式会社ヤマサキ

1875年(明治8)年の創業から、築炉への情熱を燃やし続けて149年。製鉄所の設備をはじめとする、様々な工業炉の建設とメンテナンスに携わらせて頂きました。その技術を伝承するため、自社内に山﨑高等技術専門校を設置。優秀な技能者を継続的に育成する姿勢は客先からも高い評価を頂いています。また、築炉を幹としながらも現状に満足せず、プラント設備工事やレストラン事業を初めとするフランチャイズ部門といった新たな分野へも挑戦し、これからも”しなやかな発想 かぎりない創造”をモットーにチャレンジし続けて参ります。私たちがこれまで幾多の壁を乗り越えて歩み続けて来られたのは、先人から受け継がれたれてきた時代を切り拓くチャレンジ精神に他なりません。その精神は、今なおヤマサキに息づいています。常に業界トップ企業として走り続けてきた誇りを胸に、これまで同様に、これからも、一歩一歩、力強く歩んで参ります。

オフィシャルウェブサイト

スケジュール

  • エントリー受付

    {{ format(schedule.entry.start_at,false) + ' - ' + format(schedule.entry.end_at,true) }}

    エントリー提出期間です。質問への回答や資料の提出を以ってエントリー完了となります。
  • 一次選考

    {{ format(schedule.primary_selection.end_at,true) }}

    ご提案を元に、次のステップである「ブラッシュアップ」にお進み頂くエントリーが選考されます。
  • ブラッシュアップ

    {{ format(schedule.brushup.start_at,false) + ' - ' + format(schedule.brushup.end_at,true) }}

    質疑応答を開催企業と交わし、不足していた情報やより具体的な内容を盛り込み、両社で提案内容の精度を上げていきます。

  • 二次選考

    {{ format(schedule.secondary_selection.end_at,true) }}

    ブラッシュアップを経て、次のステップであるプレゼン・ディスカッションにお進み頂く提案が選考されます。

  • プレゼン・ディスカッション

    {{ format(schedule.presentation.start_at,false) + ' - ' + format(schedule.presentation.end_at,true) }}

    運営チームと共に準備をおこない、基本的には開催企業の経営層や事業責任者に対して、両社で協力して共創案を直接プレゼンテーションします。一方向のプレゼンテーションではなく、両社によるディスカッションの場でもあります。

  • 最終選考

    {{ format(schedule.final_selection.end_at,true) }}

    プレゼン内容を元に、実証実験など事業化に向けた検討を進めていく共創案が採択されます。

  • 実証実験へ

補足情報

2025/1/8(水)~1/10(金)の間に30分程度で一次選考通過社のスタートアップの皆様向けのオリエンテーションを実施予定です。

日時は現在検討中で、詳細は一次選考通過の皆様に別途ご連絡予定です。ぜひご参加ください。

2025/2/10(月)からのプレゼン・ディスカッション期間については、期間が長めに設定されていますが、準備が整った順にプレゼンテーションおよび最終選考を実施する予定です。最大所要期間として記載しております。

エントリーについて

エントリー条件
分野、業種を問わず、すべての個人・法人がエントリーできます。
以下の内容の企画・提案はご応募いただけません。
・ギャンブル、政治、宗教、反社会的内容、公的にふさわしくない内容の企画
・法律に違反する企画
・サービスの売り込み

Crewwアカウントをお持ちの場合

Crewwアカウントにログインしてエントリーしてください。

ログイン画面

Crewwアカウントをお持ちでない場合

こちらから Crewwアカウントを登録し、ログインしてからエントリーしてください。

ログイン画面