川根本町

川根本町

静岡インバウンドツーリズムイノベーション_川根本町

インバウンド観光における課題をスタートアップと一緒に解決する

プログラムの概要

川根本町は、きかんしゃトーマス号やSLを運行する大井川鐵道、日本唯一のアプト式鉄道の南アルプスあぷとライン、COOL JAPAN AWARDを受賞した奥大井湖上駅や寸又峡夢のつり橋など多くの観光資源を有する地域です。観光スポットに加えて、温泉やアクティビティ、農業などの体験を通じて、「第2のふるさと」として再び訪れたくなる観光地を目指していますが、課題も多くあるのが実情です。観光地の魅力向上を目指し、課題解決に向けて一緒に取り組んでくれるパートナーを募集します。

このプログラムで実現したいこと

01

インバウンド観光客が気軽に様々な観光コンテンツを体験できるようにしたい!

近年、農家民宿や古民家を改修したゲストハウスが増えており、地元住民との交流を伴う宿泊がインバウンド観光客に人気があります。しかしながら、事業者同士の連携体制もできていないことから、町内にある観光施設やアウトドアのアクティビティを体験せずに帰ってしまうケースが多くあります。 その為、気軽に様々なコンテンツが体験できるよう各コンテンツの申込手続きや予約管理など集約したシステムの構築を進めます。また、観光・アクティビティ・宿泊の各事業者のネットワークを強化し、茶摘み体験と宿泊、カヌーツアーとBBQ、ハイキングとキャンプ、農泊民泊と地元食の料理体験などパッケージツアーで提供し、地域で相乗効果をもたらす体制づくりを目指します。併せてインバウンド向けの観光ガイドを育成し、ツアーに帯同できる体制づくりを進めます。 【提案の例】 ・宿泊施設とアクティビティを一緒に予約でき、リアルタイムで予約状況が確認できるシステム ・町内在住の外国人をツアーガイドとして育成するサービス ※複数課題の記載をしていますが、1つの課題解決に繋がるアイデアでも募集します!

02

観光スポットを効率的に周遊できるようにしたい!

川根本町は、鉄道やコミュニティバスの本数が2時間に1本、タクシーは町内に2台程度しかなく、公共交通機関が非常に限られています。加えて、観光スポットの場所が点在しており、2次交通の環境も整っていないことから、インバウンド観光客に限らず、公共交通機関を使って効率的に観光スポットを周遊することが困難な状況です。 ついては、既存の公共交通機関も活用しながら、多様なモビリティを導入、活用し、インバウンド観光客がより効率的に観光スポットを周遊し、この地域を満喫できる交通ネットワークの構築を目指したいと考えています。 【提案の例】 ・多様なモビリティ(電動カートやeバイク)の導入と運用システム ・既存の公共交通機関(鉄道、バス)と新しいモビリティを統合するデジタルプラットフォームの構築 ※上記以外にも、課題解決に繋がるアイデアを募集します!

03

地元の資源を活用した新たな観光コンテンツ、お土産、グルメを開発したい!

川根本町の観光事業者のほとんどは家族経営、個人経営の小規模事業者で、ノウハウやマンパワーの不足からインバウンド観光客のニーズに合った観光コンテンツ、お土産やグルメの開発が進まないのが現状です。 観光コンテンツとしては、宿泊施設が少ないこともあり、観光客は訪れるものの、宿泊は町外を選ぶ通過型観光地となっている為、「星」や「温泉」などの観光資源を活用した夜の観光コンテンツを開発し、宿泊を促進していきたいと考えています。 お土産やグルメについても、各店舗で「川根茶」や「ゆず」などの特産品を使ったお土産や食事のメニューもありますが、地域としての広がりは弱く、川根本町に来たらコレを食べたい、コレを買いたいと思わせる商品がないのが現状なので、川根本町に行く目的となるくらいの商品を開発したいと考えています。 地元事業者の技術や経験とよそ者の視点とアイデアの融合で、地元の資源を活用した観光コンテンツ、お土産、グルメの商品開発を目指します。 【提案の例】 ・地元商店と連携したお土産や食事メニューの開発 ・宿泊を促進するための夜の観光コンテンツの開発 ※上記以外にも、課題解決に繋がるアイデアを募集します!

04

インバウンド観光客へもっと効果的に観光情報を発信したい!

川根本町では、インバウンド観光客が電車やバスに長い待ち時間があっても、ただ座って待っている光景がよく見られるため、観光施設やイベント、飲食店などの情報を気軽に取得できれば、より周遊や消費を促進し、インバウンド観光客の満足度も向上すると考えています。 そこで、デジタル技術を活用して、インバウンド観光客に対してリアルタイムな観光情報を提供するシステムの構築を進めます。町内のイベントや地元のお祭り、地元商店での買い物など、小さい町だからこそできる、よりローカルな体験も提供できる体制づくりを進めます。 また、各飲食店や商店においても小規模事業者で外国語対応は難しいことから、デジタル技術を活用して、インバウンド観光客の受入れ環境を向上させる仕組みができればと考えています。 【提案の例】 ・デジタル技術を活用したリアルタイムな観光情報を提供するシステム ・飲食店や商店での外国語対応を向上させるサービス ※上記以外にも、課題解決に繋がるアイデアを募集します!

活用できるリソース

01

日本を代表する観光資源

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奥大井湖上駅:COOL JAPAN AWARD 寸又峡「夢のつり橋」:トリップアドバイザーが選ぶ「死ぬまでに渡りたい世界の徒歩吊橋ベスト10」 川根本町の星空:環境省主催「澄んだ星空全国第2位」 大井川鐵道きかんしゃトーマス号:アジアではじめての走行 南アルプスあぷとライン:日本唯一のアプト式鉄道 など多くの観光資源があります。
02

地元住民との交流ができる宿泊施設

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当町には、ホテル、旅館、民宿に加えて、近年では農業体験や地元住民との交流が可能な農家民宿やゲストハウスの数が増加してきています。
03

全面的な協力体制

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実証実験など課題解決の取組みには、観光交流課をはじめ関係各課、観光協会、商工会などの関係団体と連携を取り、町全体で全面的にバックアップしていきます。
04

ゴールデンルート上

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インバウンドのゴールデンルート上に位置し、東京・名古屋のほぼ真ん中、車で約3時間程度のアクセスとなります。東京や大阪など大都市での観光の合間に、日本の田舎体験や地元の人々との交流、茶園景観など日本の原風景が体験可能な地域です。富士山静岡空港を利用すれば、車で約1時間程度で当町へ訪れることができます。

運営チームの紹介

小さい町ではありますが、来てくださるお客様に楽しんで帰ってもらいたい、この地域をもっと楽しい場所にしたいと夢は大きく、観光事業に取り組んでいます。川根本町のポテンシャルと皆様のアイデアや技術でどんな面白いものが生み出されるのか楽しみにしています!ご提案お待ちしています。

運営チーム一同

自治体概要

川根本町

川根本町は静岡県中部の大井川中流域に位置し、本州唯一の原生自然環境保全地域、町全体が南アルプスユネスコエコパークに認定されるなど世界的にも認められる自然環境を有する地域です。町域の約94%が森林で、人口は約5,800人、高齢化率51.8%の典型的な過疎地域です。その中でも「安心・安全な生活基盤」、「移住・定住促進の促進」、「主要産業の活性化」を政策の柱に、小さくとも輝く自治体を目指し、まちづくりを進めています。

NG企画とエントリー条件

NG企画

・ギャンブル、政治、宗教、反社会的内容、公的にふさわしくない内容の企画 ・法律に違反する企画 ・サービスの売り込み

エントリー条件

分野、業種を問わず、すべてのスタートアップ法人がエントリーできます。

備考

本プログラムは、自治体がエントリー企業と直接やりとりを行うプログラムとなります。
エントリー後のやり取りは直接自治体とご実施ください。

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