ローランド ディー.ジー.株式会社

エントリー〆切

09/10(金) 23:00

ローランド ディー.ジー.株式会社

浜松アクセラレーター2021 ローランド ディー.ジー.

まだ世の中にない新たな価値を共創するパートナーを募集します

浜松アクセラレーター2021に至った背景

国内外の既存マーケットの成熟化と共創が激化している状況において、新規事業創出、成長投資の積極化が中期経営計画における重要テーマです。自力成長に加え、外部パートナーとの積極的な共創により新たな価値の創出を目指したいと考えています。

このプログラムで実現したいこと

01

「インクジェットプリント技術」を起点とした新たな価値の提供

当社の「インクジェットプリント技術」にスタートアップ企業が持つ技術・サービス・アイデアを組み合わせて、既存事業の枠を拡げる新たな価値の創出、および、既存の枠に捕らわれることのない新たな価値の創出を目指しています。 <当社の主な技術的ケイパビリティ> プリントヘッド制御技術、紙搬送技術、色合わせ技術、印刷用ソフトウェア関連技術、IoT関連技術、等

02

「3Dものづくり技術」を起点とした新たな価値の提供

当社の「3Dものづくり技術」にスタートアップ企業が持つ技術・サービス・アイデアを組み合わせて、既存事業の枠を拡げる新たな価値の創出、および、既存の枠に捕らわれることのない新たな価値の創出を目指しています。 <当社の主な技術的ケイパビリティ> 多軸制御技術、3Dデータからの加工用パス生成技術、等

03

当社独自のセル生産方式「デジタル屋台」を起点とした高度なIoTサービスの実現

「デジタル屋台」とは、器用さ、向上心、好奇心という人間の強みを最大限に発揮できるよう、注意力、集中力、記憶力という人間の弱みをデジタル技術で支援する、”人に優しい”当社独自のセル生産方式です。デジタル屋台には、開発と生産に関わる多くのデータを集積することができます。このデジタル屋台の可能性を拡げることのできるような、技術・サービス・アイデアを組み合わせて、新たな価値の創出を目指しています。 生産支援としての機能・サービスの拡張に留まらず、人間の強み(器用さ、向上心、好奇心)または人間の弱み(注意力、集中力、記憶力)をデジタル技術で支援する、これまでとは異なる分野への活用を目指しています。 例) ・デジタル屋台と「Roland DG Connect(プリンターのコネクテッドサービス」または「DWINDEX2(デンタル加工機のコネクテッドサービス)」を組み合わせた、データを活用したより高度なIoTサービスの実現 ・現在のデジタル屋台の用途からはかけ離れた分野での活用(例:医療、福祉(リハビリ支援、機能回復、機能維持などの支援))

04

「イメージをカタチに」を支援する新たな価値の提供

高い熱量と高い技術力を持ったスタートアップ企業と一緒に、下記のコンセプトに合う、今はまだ無い新たな価値を世界に提供したいと考えております。 ・「イメージをカタチに」を支援する技術、サービス ・「デジタル技術の活用で、より豊かな社会を実現する」技術、サービス

活用できるリソース

01

世界に広がる販売網

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当社は、各国の連結子会社を中心に世界200以上の国と地域のお客様に製品やサービスを提供しています。 各地域でのマーケティングや販売促進活動は現地の文化や市場に精通した現地スタッフが運営することで、きめ細かい顧客対応を実現しています。 また、先進国市場で培ってきたノウハウを活かした販売やマーケティング手法を新興国市場で展開することで、グローバルでの成長を図っています。 この販売網を利用することで、よりスピード感のある成長を実現することができます。
02

高品質と高効率を両立した生産方式(デジタル屋台)

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当社の製品は、当社が独自開発した「デジタル屋台」で組み立てられています。 デジタル屋台によって、「少量多品種生産」「品質の作りこみ」「データ解析による改善」などの利点を活かしたものづくりができます。 オペレーターは、モニター上の3Dグラフィックを確認しながら製品を組み立てることができます。間違った部品やドライバーを使用することがないよう工夫されており、各工程での品質検査も実施できます。 各屋台での作業データはサーバ上に保存され、データ解析を通じて改善活動を行うことができます。デジタル技術を活用することで人間の記憶力や注意力をサポートし、高い品質と生産性を同時に達成していることが特長です。 都田事業所では、ロボットの導入や部品カートの自動搬送実験を進めたりするなど、工場全体のデジタル化に向けた取り組みを推進しています。
03

グローバルな顧客サポート体制

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業務用の製品を多く手掛ける当社では、顧客の事業を維持・発展させるために、顧客のビジネスサイクルに応じたサービス・サポートシステムを世界各国で展開しています。 ローランド ディー.ジー. クリエイティブセンターは、ビジネスに役立つさまざまな最新情報を発信するコミュニケーションスペース。豊富なアプリケーションサンプルを通じてイマジネーションを膨らませ、当社製品の可能性をご体感いただけます。 ローランド ディー.ジー. アカデミーは、当社製品をご購入いただいたお客様が、製品やソフトウェアの機能を使いこなしていただくための活動を行っています。確実にノウハウを習得できる少人数制トレーニング、製品導入前に実機に触れる無料体験会、展示会や内覧会でのセミナーや講演等を実施しています。 ローランド ディー.ジー. ケアは、当社独自のお客様サポートサービスです。製品導入前の不安や悩みの解消から、導入後の製品メンテナンス、ご使用中の疑問の解決、ソフトウェアやファームウェアのバージョンアップ、使用済みカートリッジの回収・リサイクルサービス、最新情報のご提供まで、お客様の視点に立ってきめ細かくサポートしています。
04

試作、検証、量産(多品種少量)ができる環境

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品質を作りこむための試作・検証環境、また多品種少量生産に対応できる量産体制を備えています。スピード感のあるPoC、あるいは機会損失を避けられる量産体制を実現する環境を提供することができます。 例) ・3次元切削加工機による、プロトタイピング ・電子基板等の試作 ・各種測定(電波暗室、3次元測定器、等) ・薬機法対応(クラス1機器の生産が可能) ・デジタル屋台を活用した多品種少量生産、フレキシブル生産
05

多軸制御をコアとした技術・特許

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多軸制御技術をコアとして、デジタルプリンティング技術、Print & Cut技術、デンタル向け加工技術、多軸加工技術を育ててきました。これら技術とスタートアップの技術、サービス、アイデアを組み合わせることで、今はまだ無い価値を世界に向けて提案できることを期待しています。
06

共創パートナーへの資金提供

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プログラムを推進していくなかで、長期的なパートナーとして当社とともに歩んでいただけるパートナーと出会えた際には、出資というかたちでのご支援も検討しております。

プログラムへの意気込み

積極的な共創により、我々がまだ気付いていない新たな価値を創出できることを期待しています。新たな価値を生みだす技術、サービス、アイデアを持ち、それらを実現するための熱量、スピード感、活力を持ったスタートアップの皆様との共創を楽しみにしています。 長期的に当社とともに歩んでいただけるパートナーと出会えた際には、出資というかたちでのご支援も検討しております。 双方のリソースの価値を最大化し、まだ世の中にない新たな価値を世界に向けて提案していきましょう!

プログラム担当スタッフ一同

開催会社概要

ローランド ディー.ジー.株式会社

当社は、1981年の設立以来、「デジタル技術の活用で、より豊かな社会を実現する」というミッション、「イメージをカタチに」というビジョンの下、パソコンの普及を背景にコンピュータ周辺機器事業の分野で成長を遂げてまいりました。パソコン上で描かれた図面をXY軸制御で出力するペンプロッタから始まった当社の事業は、デジタル技術の発展と市場ニーズの変化に応じて、ペンをカッターに持ち替えたカッティングマシン、カラーマネジメント技術を加えた業務用大型インクジェットプリンター、Z軸にエンドミルを持たせた3次元切削加工機へと発展し、固定概念にとらわれない柔軟な発想と、世界初、業界初の独創的かつ高付加価値にこだわった製品開発で、独自の市場を形成してまいりました。 当社は、現在、DP(デジタルプリンティング)事業とDGSHAPE(ディージーシェイプ)事業の二事業を展開しています。DP事業の主力製品である業務用インクジェットプリンターやカッティングマシンは、産業・商業印刷のデジタル化を推進し、広告看板やポスター、ステッカー・ラベルの製作からアパレルやグッズ、スマートフォンケースなどの身の回り品への加飾印刷まで、幅広い用途で活用されています。 一方、DGSHAPE事業では、30年超に亘って培ってきた3次元切削加工に関する技術やノウハウを、メディカル分野に適用し、事業を拡大しています。近年では特に、歯の詰め物や被せ物を製作するデンタル加工機で、歯科技工士や歯科医の業務のデジタル化を推進しています。また、医療現場で使用されるメスや鉗子といった医療器具のトレーサビリティを確保するためのマーキング装置や医療器具の保全作業を支援する独自開発のシステムを、国内外の医療機関に提案すべく体制構築を進めています。

スケジュール

エントリー受付

08/23(月) 10:00 - 09/10(金) 23:00

応募者からエントリーが提出される期間です。提案資料と質問への回答を持ってエントリーされます。

1次選考

09/17(金) 20:00

提出したエントリーの1次選考です。方向性が異なるものや、提案情報が不足/希薄なエントリーの精査を行います。

ブラッシュアップ

09/21(火) 00:00 - 10/31(日) 20:00

1次選考を通過した提案に対し、ブラッシュアップ機能を使いながら両社で提案内容の精度を上げていく期間です。

2次選考

11/05(金) 20:00

評価軸に基づいて、ブラッシュアップした提案内容を選考し、プレゼンに進む提案を絞ります。

プレゼン・ディスカッション

11/08(月) 00:00 - 12/19(日) 20:00

2次選考に残った応募者と本新規事業の責任者達の日程調整をし、直接プレゼンテーションを行ってもらいます。

最終選考

12/24(金) 20:00

プレゼン内容を受け、最終的に共創による事業開発を行っていく提案を決定します。

  • 補足情報
  • 2022年3月中旬 成果発表会(予定)

エントリー条件と補足情報

NG企画

  • ギャンブル、政治、宗教、反社会的内容、公的にふさわしくない内容の企画
  • 法律に違反する企画
  • サービスの売り込み

エントリー条件

分野、業種を問わず、すべてのスタートアップ法人がエントリーできます。

備考

本プログラムは、開催企業がエントリー企業と直接やりとりを行うプログラムとなります。
エントリー後のやり取りは直接開催企業とご実施ください。

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