株式会社神戸新聞社

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神戸新聞社 スタートアップ共創プログラム

「新聞TECHで共創!」 神戸新聞社へのアイデア提案募集 ~新聞社のミライのビジネスモデルを共創で~

プログラムの概要

神戸新聞社の新規事業で共創いただくスタートアップ、企業を募集します。読者離れが進む紙の新聞ですが、地域ジャーナリズム、地域情報の価値は高まっています。ミライの新聞をつくる共創へのアイデアを応募ください。神戸新聞社との取り組みは、将来的に、ほかの新聞社への水平展開も可能といえます。

このプログラムで実現したいこと

01

「新聞Tech」一緒につくりませんか? 新聞×AI、テクノロジー

紙の新聞離れが進んでいる一方で、地域ジャーナリズムは、地域住民を幸せに導く上で不可欠なものと考えています。神戸新聞は、兵庫県内各地に記者ネットワークを持ち、地域に密着した記事を毎日発信し続けています。しかし、紙をつくり、販売網を通じて戸別に届ける従来のモデルは大きな転換点を迎えています。 そんな中で、私たちはAIやテクノロジーの力を取り入れ、これからの時代の「新聞」のあり方に挑戦していきたいと考えています。兵庫県に密着した記事の数々、県内各地に張り巡らせた記者、販売網などのリソースを使った新聞イノベーションに挑戦しませんか?

02

「兵庫県民の記憶」ー神戸新聞データベース(過去記事)を活用した新ビジネス

2028年に創刊130年を迎える神戸新聞は、これまで蓄積してきた膨大な過去の記事をデータベースとして保存しており、読者向けの検索サービスの提供に加え、一部は外部への販売などにも活用してきました。この「兵庫の、兵庫県民の記憶」と呼べる貴重な情報資産には、地域の課題が起こり、解決へのプロセス、解決、その後まで、一連の流れが記録されています。私たちはこの情報資産を活用し、イノベーションを共創したいと考えています。 活用の可能性として、たとえば以下のようなアイデアが考えられます。 ・テクノロジーと掛け合わせた研究分野への活用や、全国の地方紙のデータベースとの統合 ・神戸新聞が保有する兵庫県内の過去記事をAIに学習させ、オープンデータと連携した未来予測の実現 ・地域の歴史を伝える学習教材としての活用自治体やシンクタンクとの連携による、これから起こりうる未来への提言 未来の予測は、よりよい未来の構築にもつながります。歴史の交差点に立ち、過去の経験から未来を考える。そんな挑戦に、私たちとともに取り組んでくださるスタートアップの皆さまからのご応募をお待ちしています。

03

地域情報を活かしたキッズ・シニア向け共創サービス

神戸新聞には、防犯情報や子育てに関する情報をはじめ、地域の新聞社ならではの多彩で実用的な地域情報が日々集まっています。私たちは、こうした情報とスタートアップが持つ技術やアイデアを掛け合わせることで、地域の暮らしに寄り添う新たなサービスを共創したいと考えています。 例えば、 ・地域情報と連動したキッズモバイルの開発 ・同様の仕組みを応用したシニア向けモバイルの展開(GPSを活用した見守りや、ゲームを通じた安否確認など) ・キッズモバイルとシルバーモバイルを同期し、親・子・孫の世代を越えた写真共有やおでかけカレンダーなどを楽しめる機能の開発 など ・こうした家族をつなぐサービスは、単なる利便性だけでなく、世代間コミュニケーションの促進や地域への愛着の醸成にもつながると考えています。 また、新聞のコア読者であるシニア層に向けて、幸せやwell-beingに寄与するような新たなサービスのご提案も歓迎します。イベント、アプリ、ECサイトなど、日常をより豊かにする提案をお待ちしています。 神戸新聞の持つ地域情報と、スタートアップの創造力を組み合わせ、家族や地域のつながりを深める新たな挑戦に、ぜひご一緒ください。

04

推し活、つくって応援!推し活プラットフォーム&コミュニティの形成事業

近年、「推し活」が幅広い世代で人気を集めています。地域にも、パンダや地元キャラクター、鉄道、地ビール、スポーツ選手など、推し活の対象となり得る多彩な素材が揃っています。 神戸新聞は、こうした地域の“推し”を軸に、新たなコミュニティを生み出すプラットフォームをスタートアップと共に創出したいと考えています。 例えば、 ・地域の“推し”を応援するためのオンラインプラットフォームの構築 ・一緒に取材に行き、コミュニティ新聞を発行したり、専用サイトやグッズ制作を支援できるツールの実装 ・“推し”を応援する人同士がつながるデジタル上のコミュニティの形成 ・メタバース空間を活用したコミュニティイベントの開催やコンテンツ発信 ・推し活にとどまらず、趣味、住民自治、防災、ビジネス、社会課題などをテーマとした“ゆるやかなつながり”の創出 リアルな地域社会のつながりが薄れつつある今だからこそ、デジタル上で自分の「好き」をきっかけに人とつながれる場が求められていると感じています。 私たちは、推し活をきっかけにした地域の新しいコミュニティのかたちを模索しています。推し活を紹介し、推し活を楽しむライフスタイルそのものを読者に提供できるような仕組みを、一緒に考えてくださるスタートアップの皆さまからのアイデアをお待ちしています。

活用できるリソース

01

32万部強の部数、読者

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朝刊発行部数約32万部(兵庫県内1位)の紙面を発行しており、兵庫県には神戸新聞を信頼してくれている読者が根付いています。読者を顧客ととらえると、一から顧客を探す手間はありません。新聞社の責任として、読者を幸せに導くようなサービスを共に考えたいです。
02

WEBニュース、SNSなどの媒体も

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紙面のほか、神戸新聞NEXT(電子版)を通して、県内のニュースを発信し続けています。これらの媒体を活用して共同プロモーションや、実証実験ほか取り組みの発信を展開することが可能です。SNSについてもYouTubeのチャンネル登録者数は9.2万人、Xのフォロワーも18.2万人を数えており、SNSと連動した施策についても歓迎します。
03

地域との強固な繋がり

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神戸本社を中心に兵庫県内全域に拠点を有し、約170店の販売店網を通して地域と強く繋がっています。誰もが住みやすいまちづくり、震災の経験を生かした防災のお手伝い、安心して子育てできる環境づくりなど、地域の課題解決に向けて皆さまとさまざまな取り組みを進めています。2018年2月、神戸新聞は創刊120周年を迎えました。新しい新聞社像をイメージして、2015年3月に「地域パートナー宣言」を発表。報道機関の使命を果たしながら、もっと役立つ地元新聞社になります。
04

専門性溢れる 200名の記者

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神戸と姫路の2本社、東京、大阪、東播(加古川)の3支社、7総局、16支局に約200人の記者を配置。 12の地域版と充実した取材網で、兵庫県全域をきめ細かくカバーしています。 所属記者200名は全て「担当」を持っている専門性が強みです。 ・自治体(29市12町) ・企業(兵庫県内に本社を置く119社、県内に事業所を置く大手企業) ・金融機関(メガバンク〜信用組合まで) 文化 ⇒宝塚歌劇、音楽、伝統芸能、美術館・博物館 スポーツ ⇒阪神タイガース、ヴィッセル神戸、コベルコ神戸スティーラーズ、神戸ストークス、姫路ヴィクトリーナ、小中高大の学生スポーツ、社会人スポーツなど
05

アンカー神戸、120ワークプレイスの運営

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神戸新聞社では、アンカー神戸、120ワークプレイスという共創施設を運営しています。場合によっては、それら施設の会員とのネットワークや知見なども水平展開可能です。サービスのブラッシュアップ等のサポートもいただけそうです。また、スタートアップと長年付き合いのある社員もおり、スタートアップ文化を熟知していることも、共創する上での強みとなります。
06

2028年に創刊130年、地域を見つめてきた記事データベース

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神戸新聞朝夕刊記事を保存しています。地域版も「神戸版」「阪神版」など兵庫県全域をカバーしています。神戸新聞ならではの地域に密着したきめ細やかな記事が盛りだくさん。公的な資料にはない、市政の人たちの生の声も記録されています。

運営チームの紹介

神戸新聞は2028年に、創刊130周年を迎えます。地域メディアとして積み重ねてきた歴史と信頼を、今の時代に求められるかたちにし、生かしていきたいと考えています。
それは、もはや、新聞社だけで進めるものではありません。
健全な情報って何だろう。豊かな地域社会はどうすれば手に入れられるだろう。皆さんと考え、新たなメディア、新たなプラットフォームを共につくっていきたいのです。港町の新聞社らしく、オープンマインドで。私たちといっしょに、船出しませんか?

神戸新聞社神戸新聞地域総研地域連携部、経営企画局

開催会社概要

株式会社神戸新聞社

神戸新聞社は、兵庫県で唯一の地元紙「神戸新聞」を発行し、電子版「神戸新聞NEXT」でも日々のニュースをお伝えしています。 新聞社ならではの情報発信力やネットワーク力を生かし、読者、兵庫県民の皆さまと一緒に地域課題の解決に取り組んでいきます。

NG企画とエントリー条件

NG企画

・ギャンブル、政治、宗教、反社会的内容、公的にふさわしくない内容の企画 ・法律に違反する企画 ・サービスの売り込み

エントリー条件

分野、業種を問わず、すべてのスタートアップ法人がエントリーできます。

備考

本プログラムは、開催企業がエントリー企業と直接やりとりを行うプログラムとなります。
エントリー後のやり取りは直接開催企業とご実施ください。

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