えひめスタートアップ共創促進事業〜愛媛新聞社

メディアに新たな価値創出を!老舗メディアの愛媛新聞社が取り組む大挑戦

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株式会社愛媛新聞社

当社では、報道機関として存続するための新たな収益源確保を目指して、2019年より新規事業に注力し、専門部署の設置や社内公募などの取り組みを進めてきました。
直近3年間でコワーキングスペースの開設やドローンによる建物点検事業など8つの新規事業を立ち上げ、複数事業でリクープを達成しましたが、社内のみで進められる事業アイデアに限界を感じつつあります。新たな視点や技術によって、当社単体で実現できない事業の共創を行いたいと考えています。

実現したいこと

01

20~40代に「刺さる」新たなメディアの創造

弊社はこれまで愛媛県のローカルメディアとして、情報発信を通じて地域の発展に貢献してきました。

しかし最近では、弊社のようなローカルメディアに求められる役割も変わりつつあります。
インターネットやスマートフォンの普及により、誰もが情報へ素早くアクセスできる時代になりましたが、
特にニュースという観点では、そのニーズは変わっていないものの、接触媒体や利用シーンの変化により若年層を中心とした新聞離れが進んでおります。

弊社のこれまでの取り組みとして、インターネットやCATV、モバイル端末、ラジオ、フリーペーパー、書籍など、さまざまな媒体で情報を発信してきましたが、今回のプログラムでは、読者層として特に弱い「20~40代に刺さる新メディアの創造」に関わるアイデアを広く募集いたします。
さまざまな角度からのアイデアで、メディアにおける新たな価値を創造できればと思います。

【アイデア例】
■新聞とは一線を画したバーティカルメディアなどの特化型コンテンツ
■コミュニティ化を促す機能などで、ターゲットに長く接触してもらえる仕組みづくり
■テキストではなく、ニュースを聞く・触るなどの新たな価値体験

※もちろん上記以外のアイデアも広く募集いたします!

【キーワード】
#V-tuber
#Web3
#ChatGPT
#AI
#ブロックチェーン
#メタバース
#XR
#次世代メディア
#サブスクリプション
#アダプティブAI
#ディープフェイク真贋判定

02

弊社のリソースを生かした新事業の創出

弊社は今年創刊147年目を迎え、紙齢(通算発行号数)は5万号を超えるなど、ローカルメディアとしての長い歴史や実績を持っております。
一方でビジネスの要としては、まだまだメディアの要素が強く、新たなビジネスの種を創出したいと考えております。

日刊新聞発行により築き上げてきた情報資産を生かした情報サービス業や、コア読者層である高齢者に向けたサービス業など、弊社のリソースや強みを生かして、新たな新事業を立ち上げたいと思います。
メディアの周辺領域から、飛び地の領域まで幅広いアイデアをお待ちしております!

03

新聞業界における業務効率化

新聞業界におけるDX施策では、紙面のデジタル化やニュースサイトの運営、有料アプリなどが挙げられますが、いずれも紙媒体からの変遷としてのデジタル化でした。一方で社内業務や、購読者とのタッチポイントに関してもデジタル化できる部分が多いと感じます。
弊社の業務効率化に一役買っていただけるようなDX化のアイデアを広く募集いたします。

【アイデア例】
■AIを活用したフェイク画像の真偽自動判定
■音声データのテキスト化、成文化、要約の自動作成
■Webや電話などのさまざまなチャネルからの問い合わせの一元管理化

※もちろん上記以外のアイデアも広く募集いたします!

活用できるリソース

01

発行実績と顧客基盤

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現存する地方紙では全国で7番目に古い歴史を持っている弊社では、様々な媒体の発行実績の他にも、約7万人を超える会員組織を抱えております。これらの実績やリソースを生かして、スタートアップの皆様のサービス拡販に繋げたり、メディアにおける実証実験を実施できると考えております。

[紙媒体]
■朝刊発行部数:約18万1000部(県内の新聞購読シェア:60.8%) *2023年1月日本ABC協会報告部数
■フリーペーパー「ウイークリーえひめリック」:約18万部
■愛媛のスポーツマガジン「Edge」(年4回):約1万部

[デジタル]
■ニュースサイト「愛媛新聞Online」:月間約200万~500万PV
■デジタルコンテンツが利用できる「愛媛新聞ID会員」:約7万人
■LINE友達登録数:約29万人
■Twitter、facebook、Instagram等のSNS総フォロワー:約3万人 *facebookは7月リニューアル立ち上げ予定
02

県内を網羅するネットワーク

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地域に密着した取材拠点や営業拠点、販売店による配達網や拠点間の輸送網など、県内を網羅する幅広いネットワークを有しています。
また、文芸や語学を始めとした、暮らしに関わるコンテンツの学びの場を広く提供する「愛媛新聞カルチャースクール」の運営も行っており、県内の複数拠点で、年間合計約1000種類の講座を提供し、高齢者や主婦を中心とした約4500人を超える受講生に利用いただいています。
これらの県民との接点により、To C向けのサービスなどの実証実験を行ったり、さまざまなシーンでご活用いただくことが可能です。

■営業拠点(支社):県内5拠点 東予(新居浜、四国中央、今治)、南予(八幡浜、宇和島) 県外2拠点(東京、高松)
■取材拠点(支局):上記支社に加えて6拠点(西条、しまなみ、久万高原、大洲、西予、愛南)
■愛媛新聞販売店(エリアサービス):県内全域に108店舗
■愛媛新聞カルチャースクール:県内4拠点と各地にサテライト教室
■コワーキングスペース:県内1拠点
03

地域イベントの開催

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スポーツ大会、美術展、コンサート、コンクール、講演会、スポンサー協賛型イベントなど年間約100の主催事業を行っています。
(一例)
■愛媛マラソン
■マツヤマお城下リレーマラソン
■砥部焼まつり
■愛媛新聞小学生読書感想文コンクール
■クロヌリハイクコンテスト
■こども新聞グランプリ
04

グループとしての多様なサービス展開

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国内・海外様々な場所へのツアー企画を行う愛媛新聞旅行や、輪転機2台を所有し、大量・高速印刷を行うことのできる愛媛新聞印刷センター(ENPプリント)などの100%子会社、
ケーブルテレビ放送・インターネット接続・MVNOサービスなどを県内総計約16万世帯に提供する愛媛CATVなどの関連会社を有しています。

【愛媛新聞旅行】
https://ehimeshinbunryoko.jp/

【株式会社ENPプリント】
https://www.ehime-np.co.jp/enpp/

【愛媛CATV】
https://www.e-catv.ne.jp/
05

創作童話「かなしきデブ猫ちゃん」のキャラクター・ライセンス

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アニメ化やグッズ化などされている創作童話「かなしきデブ猫ちゃん」のキャラクターライセンスを弊社では保有しております。
個性的なキャラクターを生かして何か面白いことができないか、ぜひアイデアを募集しております。

「かなしきデブ猫ちゃん」について
■2018年4月に愛媛新聞朝刊にて連載開始
■翌2019年3月25日絵本を発売
■2019年9月~2020年6月セカンドシーズン連載
■2021年7月18日に絵本発売
■サードシリーズは2021年9月11日~2022年1月1日
■2021年12月NHKにてアニメ放映(5分×全10話+特別編)

※グッズ・lineスタンプなども販売中。現在は神戸新聞にて連載中。
※絵・かのうかりん(絵本作家)/文・早見和真(小説家)

運営チームの紹介

「地域ラボ推進室」は新規事業専門の部署です。今回は地域ラボ推進室が中心となり、さらに編集・営業・販売の各部門より熱量の高い有志を募って社内チームを結成する予定です。スタートアップのみなさまと「思い切った」ことにチャレンジできればと思っています。多数のご提案をお待ちしております。

地域ラボ推進室 事業共創チーム

開催会社

株式会社愛媛新聞社

日刊新聞の発行
各種事業の開催
各種出版物の刊行

オフィシャルウェブサイト

スケジュール

  • エントリー受付

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    エントリー提出期間です。質問への回答や資料の提出を以ってエントリー完了となります。
  • 一次選考

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    ご提案を元に、次のステップである「ブラッシュアップ」にお進み頂くエントリーが選考されます。
  • ブラッシュアップ

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    質疑応答を開催企業と交わし、不足していた情報やより具体的な内容を盛り込み、両社で提案内容の精度を上げていきます。

  • 二次選考

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    ブラッシュアップを経て、次のステップであるプレゼン・ディスカッションにお進み頂く提案が選考されます。

  • プレゼン・ディスカッション

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    運営チームと共に準備をおこない、基本的には開催企業の経営層や事業責任者に対して、両社で協力して共創案を直接プレゼンテーションします。一方向のプレゼンテーションではなく、両社によるディスカッションの場でもあります。

  • 最終選考

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    プレゼン内容を元に、実証実験など事業化に向けた検討を進めていく共創案が採択されます。

  • 実証実験へ

エントリーについて

エントリー条件
分野、業種を問わず、すべてのスタートアップ法人がエントリーできます。
以下の内容の企画・提案はご応募いただけません。
・ギャンブル、政治、宗教、反社会的内容、公的にふさわしくない内容の企画
・法律に違反する企画
・サービスの売り込み

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