藤田観光アクセラレータープログラム　Vol.3

弊社は、ホテル椿山荘東京や、箱根小涌園、ワシントンホテル、ホテルグレイスリーなど、宿泊業を中心に幅広い事業を展開してまいりました。主力の宿泊・観光事業において一人ひとりのお客様に新たな価値を提供するとともに、業界全体に向けた革新的なサービスや仕組みを創出することで、観光業界のリーディングカンパニーとして、持続可能な社会と業界の発展に貢献したいと考えております。将来的に宿泊・観光事業全体への横展開が可能な事業・サービス提案を歓迎いたします。

【アイデア例】
◇観光業界における新たな収益モデルの構築
◇業界横断な取り組みによるサステナビリティの推進
◇提供商品（客室、サービスの品質）の向上
◇DX等による大幅な業務効率化
◇忘れ物の合法的、効率的、対処方法　など

藤田観光が保有する多様な施設や、宿泊・婚礼・料飲などの分野で長年培ってきた豊富なノウハウを活用し、新たなビジネスの可能性を共に追求します。これらのリソースを基盤に、スタートアップの持つ革新的な技術やアイデアを組み合わせることで、仕組みの構築やサービス化を目指します。また、既存の事業領域や常識にとらわれることなく、当社のリソースを再定義し、新しいビジネスモデルの創出に挑戦いただける提案もお待ちしております。これにより、同業界内での価値向上だけでなく、他業界への展開や新たな市場創出を視野に入れた共創を実現したいと考えております。

例）
◇ノウハウ活用による形式知化とビジネス展開
【アイデア例】
・教育関連サービス事業（高いホスピタリティ能力や語学、調理スキル・ノウハウ）
・地域活性化事業（コンシェルジュの知識、施設運営・開発ノウハウ）
・小売事業（婚礼で培ったプロデュース・選定力） など

◇宿泊客やレストラン、宴会、婚礼などの顧客層との長期的な関係構築
【アイデア例】
LTV向上に資するサービス
・生活関連サービス事業（衣食住など）
・タビマエ、タビアト関連のサービス　など

他、当社のリソースは、【活用できるリソース】をご覧ください。

藤田観光が保有する多様な施設の中には、現在十分に活用されていない遊休資産が存在します。これらの資産を有効活用することで、新たなビジネスモデルや収益源を生み出す可能性があります。例えば、未使用のスペースを活用した地域コミュニティ向けのサービス提供や、時間帯や用途を限定した施設のシェアリング、さらには他業界とのコラボレーションによる新たな価値創出など、多岐にわたる可能性が広がっています。これらの資産を活用し、まずは一つの施設で実証を行い、その後、他施設にも横展開できるような、単発イベントやスポット施策にとどまらない、継続的な展開を見据えたビジネスの創出を目指します。

【保有資産の一例】
◇ビジネスホテルの朝食専用レストラン（スペース・厨房）の時間外の活用
　営業時間：7:00~10:30のみ営業
　エリア：主に東京都内

◇ビジネスホテルやリゾートホテルのロビー、空きスペース
　エリア：全国（札幌、仙台、東京、大阪、京都、福岡、那覇など）

◇ゴルフ場、レジャー施設などの空きスペース
　・箱根小涌園ユネッサン（神奈川県箱根町にある温泉テーマパーク）
　・カメリアヒルズカントリークラブ（千葉県袖ケ浦市にある会員制ゴルフ場）
　　　規模：18ホール・パー72・6,682ヤード
　・蓬莱園の活用（三河屋旅館の創業者・榎本恭三が開いた16,000㎡の 庭園）

◇宴会場の未稼働あるいは恒久的な活用
　・ホテル椿山荘東京にある38の宴会場（40～1,350㎡）
　　詳細はこちら：https://hotel-chinzanso-tokyo.jp/banquet/