- エントリー
〆切 - {{getMonth(schedule.entry.end_at, true)}}/{{getDay(schedule.entry.end_at, true)}}
- ({{getDayOfWeek(schedule.entry.end_at, true)}})
- {{getHour(schedule.entry.end_at, true)}}:{{getMinute(schedule.entry.end_at)}}
エントリー開始 エントリー受付終了
花火業界の大変革~スマート製造で築く未来スタイル~
響屋大曲煙火株式会社
花火の製造工程における自動化を推進し、生産性向上、安全性と均質性の担保を図る。また、打ち上げ花火のプログラミングにはデジタル技術を活用し、製造から打上げ業務までを一貫して労働生産性の向上を図る。
現在、他の工程を含め、熟練の技術が求められる作業が多く、手作業による負担が大きいのが現状です。今後の事業発展を見据えると、標準的な製造品については自動化を進め、より高度な技術を要する製造品には人的リソースを集中させるといった、バランスの取れた生産体制の構築が必要です。
今回募集するのは、「玉込め工程」の自動化です。
玉込めとは、花火玉の内部に火薬を層状に詰めていく工程であり、製造過程の中でも特に繊細で、高い精度と安全性が求められる作業です。
※作業イメージの動画はこちらになります。
・玉込め-作業映像1
https://youtu.be/yRNf1PqbOn0
・玉込め-作業映像2
https://youtu.be/sw6F-fIgEFw
・玉込め-作業映像3
https://youtu.be/PwxGCyH0SZI
私たちは、スタートアップの皆さまと連携し、ロボティクス・AI・センシング技術を組み合わせた革新的なソリューションを共に開発し、この業界に変革をもたらすことを目指しています。
自動化につながるご提案は広く歓迎いたしますが、以下のような具体的なアイデアを特に期待しています。
・火薬の計量と充填動作の精密自動化(ロボットアームや定量ディスペンサーを用いた正確な詰め作業)
・玉殻内部への層状充填技術の自動化(圧力・振動制御による均一かつ安全な層構造形成)
・自動搬送・整列システムの導入(火薬やパーツを玉殻に自動供給・配置する搬送技術)
・AI画像認識による玉込め工程の仕上がり確認(火薬の偏りや異物混入を検出するビジョンシステム)
・作業ログの自動記録と工程ごとの精度検証ツールの導入(トレーサビリティの確保と、継続的改善を可能にするデジタル記録)
花火の演出は、発注元の予算やイベントの規模、開催場所に応じて、一つひとつオーダーメイドで設計されており、これまでは職人の経験と勘が大きな役割を果たしてきました。
しかし、こうしたノウハウを属人的なものにとどめず、AIやデジタル技術を活用して体系化・自動化することで、より効率的かつ高品質な演出設計が実現できると考えています。
本テーマでは、過去の演出実績や条件をデータ化し、それに基づいて最適なプランを自動で提案・シミュレーションできる仕組みや、演出設計における判断や提案プロセスを支援するAIツールなど、演出設計に“革新”をもたらす提案をお待ちしています。
花火の製造技術の継承は、業界の持続可能性を確保する上で重要な課題です。職人の経験や知識を次世代にスムーズに伝えるため、デジタル技術や教育プログラムを活用した新たな仕組みが求められています。
本プロジェクトでは、以下のような提案を求めています。
・花火製造技術を効率的に伝承できる仕組みやトレーニングシステム
・デジタル技術を活用した教育プログラムやマニュアル作成の最適化
・VR/ARを活用した職人技術の習得支援システム
・AIやデータ分析を活用した製造ノウハウの可視化・標準化
・職人の技能評価・トレーニングプラットフォームの開発
・シミュレーション技術を活用した花火演出設計の学習システム
・AIによる職人技術の動作解析とフィードバックシステム
・デジタルツイン技術を活用した仮想空間での製造トレーニング環境
※上記以外にも、技術の伝承に繋がる提案を広く募集しております。
環境に配慮した原材料を用いた花火づくりに、私たちは長年取り組んできました。近年はSDGsへの関心が高まる中、イベント主催者や観客からも「環境への配慮」が求められるケースが増えています。そこで私たちは、単なる製造工程の改善にとどまらず、製造から打上げまで一貫して環境に配慮した花火を目指し、その取り組みを積極的に可視化・発信していきたいと考えています。
たとえば、環境配慮型の素材や製法の「見える化」、環境貢献度を伝えるPRコンテンツの制作、観客との双方向コミュニケーションにつながる仕組みの構築など、花火イベントを通じてサステナブルな価値を届ける方法を模索しています。
以下のような提案を歓迎します。
・環境に配慮した製造プロセスや素材をわかりやすく伝えるPRツール・コンテンツの開発
・花火イベントの環境貢献度を可視化・定量化するシステムの構築
・打上げ当日に来場者が参加・共感できるサステナブル体験の設計
手作業でしかできないと思っていたことを自動化する、デジタル技術をどう取り入れていいかわからないなど、これまで花火の製造プロセスでなかったものを実現させたい。
明治27年創業の「大曲花火化学工業有限会社」より、平成19年に独立し、全国で初となる「雷」の製造卸専門会社「株式会社響屋」を設立。現在では国内トップクラスのシェアを占めます。平成25年には乾燥工室等を増築し「割物花火」の卸も開始、平成29年には本家である「大曲花火化学工業有限会社」と合併し、商号を新たに「響屋大曲煙火株式会社」として発足。令和元年以降、火薬庫を含む各製造工室を継続的に増築、今年度も自動玉貼機等の導入やプレス機、自動ふるい機の導入しさらなる生産性向上を図ります。
{{ format(schedule.entry.start_at,false) + ' - ' + format(schedule.entry.end_at,true) }}
{{ format(schedule.primary_selection.end_at,true) }}
{{ format(schedule.brushup.start_at,false) + ' - ' + format(schedule.brushup.end_at,true) }}
質疑応答を開催企業と交わし、不足していた情報やより具体的な内容を盛り込み、両社で提案内容の精度を上げていきます。
{{ format(schedule.secondary_selection.end_at,true) }}
ブラッシュアップを経て、次のステップであるプレゼン・ディスカッションにお進み頂く提案が選考されます。
{{ format(schedule.presentation.start_at,false) + ' - ' + format(schedule.presentation.end_at,true) }}
運営チームと共に準備をおこない、基本的には開催企業の経営層や事業責任者に対して、両社で協力して共創案を直接プレゼンテーションします。一方向のプレゼンテーションではなく、両社によるディスカッションの場でもあります。
{{ format(schedule.final_selection.end_at,true) }}
プレゼン内容を元に、実証実験など事業化に向けた検討を進めていく共創案が採択されます。
実証実験へ