株式会社 日立製作所

エントリー〆切

08/26(金) 18:00

株式会社 日立製作所

日立「スタートアップ協創プログラム2022」

社会や人々のウェルビーイングを共に考える協創パートナーを募集します。

プログラムの概要

日立「スタートアップ協創プログラム」も今年で3回目の開催となりました。これまで多くのスタートアップ企業の皆さまにこの協創プログラムにご参画いただき、スタートアップ企業と弊社がともに成長していく新たな取り組みも始まっております(*1)。 今、人類が直面する根本的な挑戦は、人類が生存できる安全な環境「プラネタリーバウンダリー」を守りながら、人々が幸せを日々実感できる「ウェルビーイング」の両立を図ることだと私たちは考えています。 今回の「スタートアップ協創プログラム」では、デジタル・グリーンテクノロジーを駆使し、社会や人々のウェルビーイングに貢献する新しいソリューションを私たちと一緒に創出して頂ける協創パートナーを次のテーマで募集致します。 ・地域に関わるひとを増やし、地域を元気にしたい! ・子育てしやすく、こどもを大切にする街づくりを実現したい! ・社会参加を通じたシニアの健康長寿を実現したい! (*1) 成果連動型介護予防事業を駆動するEBPMビジネスプラットフォームの創成に向け「東京都次世代ウェルネスソリューション構築支援事業」に参画 https://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2022/07/0711.html EBPM: エビデンス・ベースト・ポリシー・メイキング

このプログラムで実現したいこと

01

地域に関わるひとを増やし、地域を元気にしたい!

少子高齢化による地域づくりの担い手不足という課題に直面している地域では、仕事や観光などで地域を訪れる「交流人口」、地域に居住・移住する「定住人口」に加え、「関係人口」と呼ばれる、地域外に拠点を持ちながらも、地域や地域の人と継続的に関わる人材が地域づくりの担い手となることが期待されています。 私たちは、少子高齢化が進む地方において、地方創生を実現するため、以下のような技術やサービスを持つ協創パートナーを求めています。 ・単発的な観光イベントなどで終わらず、地域に継続的に実装でき、交流人口を増加させる技術・サービス ・地域と都市部との関係を深め、関係人口を創出することで地域産業を振興する技術・サービス  (例:IoT:Internet of Things、XR:Cross Reality、NFT:Non-Fungible Token、     DAO: Decentralized Autonomous Organizationなどの活用) ・仕事や観光などで訪れる交流人口から、関係人口や定住人口への転換を促す技術・サービス  (例:観光後の地域との交流継続支援など)

02

子育てしやすく、こどもを大切にする街づくりを実現したい!

安心して子育てをしやすい環境を整備することが、長期的な地域の活性化という視点で重要です。また、昨今では児童虐待やこどもの貧困、ヤングケアラーなどの社会課題もあり、保護者向けの子育て支援だけでなく、こどもに向けた支援の充実も必要です。 私たちは、子育てしやすく、こどもを大切にする街を実現するために、様々なデータ活用や、こどものライフサイクルに応じて必要な支援を提供したいと考えています。そのため、以下のような技術・サービスを持つ協創パートナーを求めています。 ・保護者の利便性向上に寄与する技術・サービス  (例:情報の一元化による重複作業の低減や手続き・窓口の一本化など) ・個性や能力を伸ばすことで、こども自身の健やかな成長に寄与する技術・サービス  (例:趣味や体験を通したこども自身の成長を支援など) ・支援が必要なこどもの発見やこどもへの支援提供に寄与する技術・サービス  (例:教育・保育、医療・介護、生活困窮支援などのデータからヤングケアラーや児童虐待などを発見、     適時適切なプッシュ型の支援提供など)

03

社会参加を通じたシニアの健康長寿を実現したい!

介護予防には、外出することで他者と交流し、趣味や役割を持つといった「社会参加」 が効果的であるということが近年明らかになっています。 私たちは、“シニアの社会参加を可視化することが出来れば、企業や団体が介護予防につながる有効なサービスの立案や開発を加速させるトリガーになり、それが人々が社会参加に向かうきっかけを広げ、マーケットが拡大することで更なるサービス拡充へとつながるスパイラルになる”と考えました。 日立の「社会参加のすゝめ」プロジェクトのコンセプトに賛同し、以下いずれかのテーマでご提案を頂けるスタートアップ企業の皆様を募集致します。 ・「社会参加のすゝめ」アプリを普及させるアイデアがある ・アプリの利用方法やシニアの社会参加データを活用した新しいユースケース創生のアイデアがある ・シニアに具体的な社会参加行動を起こさせるアイデアがある  (例:社会参加スポット設置やイベント企画、就労先提供など) 【プロジェクトの詳細はHPをご覧ください】 https://www.hitachi.co.jp/products/it/finance/ShakaiSanka-no-SUSUME/index.html

活用できるリソース

01

公共ITソリューションに関する技術・ノウハウ及びネットワーク

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日立は、国、地方公共団体における公共ITソリューション構築の技術・ノウハウを有しており、それらを提供することができます。また、日立が提供する様々なシステムやサービスと組み合わせることで、より質の高いデータ連携・利活用が可能となります。 日立は、省庁、地方公共団体等のステークホルダとのネットワークを有しており、協創で生み出す新しい価値の提案を行きたいと考えています。
02

スタートアップ企業の皆様と社内事業部をつなぐコーポレートベンチャリング機能

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オープンイノベーションの専門家として、イノベーティブなスタートアップ企業を探索し、連携プロジェクトによる事業部との協創を通じて、スタートアップ企業の皆さまの成長を加速させます。 ① マッチング ・スタートアップ投資の専門家であるHitachi Venturesと連携して有望なスタートアップ企業にアクセスして事業部とマッチング ② アクセラレーション ・CVCファンドからの出資や事業部との協創によってスタートアップ企業のイノベーションを加速 ③ 仲間づくり ・Lumadaのコミュニティや協創空間を活用して社会課題にともに挑戦する仲間を集める
03

様々な領域のトップクラス研究者と出会える「協創の森」

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日立はイノベーション創生を加速するための研究開発拠点「協創の森」を、東京都国分寺市にある中央研究所内に開設しました。「協創の森」では、SDGs、Society 5.0の実現に向けて、オープンな交流や協創アプローチを用いて、英知と技術の融合によるイノベーションを発信していきます。 「協創の森」では、世界中のお客さまやパートナとともに社会課題の解決に向けたビジョンを共有して、アイデアソンやハッカソンなどを通じて新たな事業機会を探索します。私たちが長年にわたり蓄積してきたIT、OT(Operational Technology)関連技術と、協創アプローチ「NEXPERIENCE」やLumadaを活用したアイデア創出、ラピッドプロトタイピングによる仮説検証のサイクルをスピーディに繰り返すことで、事業シナリオを構築します。これらの取り組みにより、グローバルなイノベーションの創生を加速し、QoL(Quality of Life)が高く、持続可能な人間中心社会の実現に貢献し、同時に、私たちはワークスタイル改革にも取り組んでいきます。 <研究領域> ・制御 ・デジタルテクノロジー ・エレクトロニクス ・エネルギー ・ヘルスケア ・材料 ・機械 ・生産 ・システム ・デザイン
04

幅広い法人顧客基盤と、社会インフラを支える製品・サービス

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日立は、幅広い分野の企業及び自治体との取引や協創の実績があります。私たちは、人々のより良い暮らしの実現をめざし、社会インフラを支える製品・サービスをグローバルに提供しています。日立グループが提供している、製造・金融・交通・都市開発・エネルギーなど幅広い業界に向けた高品質、高信頼な製品・サービスとの連携が可能です。 <協創実績の一例> ・自治体:災害状況をAIで瞬時に把握する「映像解析システム」 ・製造:熟練技術者の動きの「見える化」による技能伝承 ・流通・小売:スーパー、コンビニ、百貨店などにおけるバリューチェーン最適化 ・物流:物流DXで配送計画の「完全自動化」 ・保険:生命保険事業に向けた医療ビッグデータ活用 ・金融:次世代電子決済サービス基盤の構築 ・不動産、自治体:中国、東南アジア、豪州などで展開しているスマートシティ実現に向けた取り組み ・交通:街の安全性向上や交通管理の効率化 ・製薬:経営戦略/開発戦略から、下流の販売・マーケティングまで一気通貫で創薬プロセスの業務効率化
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価値創出のための協創空間「Lumada Innobation Hub Tokyo」

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多様で複合的な課題が顕在化する現在、持続可能な社会を実現するために、さまざまな知見を持つステークホルダーが協力し合うエコシステムによる取り組みが求められています。 変化し続ける社会や環境を見据えて、DX(デジタルトランスフォーメーション)を実現していくための新たなサービス・協創空間、それが「Lumada Innovation Hub」です。 ・お客さまやパートナーなど業界の枠を越えたステークホルダーを、バーチャルとリアルでつなぎ、知恵やアイデアを掛け合わせることで価値創出を活性化します。 ・協創の現場をつなぎ、日立とお客さまやパートナーがともに価値を創出し、循環させるエコシステムをめざします。

運営チームの紹介

本社、事業部門、研究開発部門に所属する、様々なバックグランドを持つメンバが、スタートアップ企業の皆さまと一緒に、今までにない、新しい価値の創造やサービスの創生をめざします。 皆さまからの多数のご提案をお待ちしております。

コーポレートベンチャリング室

開催会社概要

株式会社 日立製作所

日立は、1910年の創業以来、「優れた自主技術・製品の開発を通じて社会に貢献する」という企業理念のもと、事業を通じてお客さまと社会の発展に寄与してきました。 気候変動や新型コロナウイルス感染症など、世界が複雑かつ深刻な課題に立ち向かう中で、この企業理念はかつてなく大切な意味を持っていると考えています。 そして今、人類が直面する根本的な挑戦は、人類が生存できる安全な環境「プラネタリーバウンダリー」を守りながら、人々が幸せを日々実感できる「ウェルビーイング」の両立を図ることだと思います。 日立は最新のIT×OT×プロダクトを組み合わせて社会課題を解決する「社会イノベーション事業」を通じて、データとテクノロジーで持続可能な社会の実現と人々の幸せの両立に挑戦していきます。そして、健全な社会の発展に貢献することで、ステークホルダーの皆さんのご理解とご支援を得て、自らも成長させていきたいと考えています。

スケジュール

エントリー受付

08/08(月) 00:00 - 08/26(金) 18:00

応募者からエントリーが提出される期間です。提案資料と質問への回答を持ってエントリーされます。

1次選考

09/09(金) 18:00

提出したエントリーの1次選考です。方向性が異なるものや、提案情報が不足/希薄なエントリーの精査を行います。

ブラッシュアップ

09/12(月) 00:00 - 10/14(金) 18:00

1次選考を通過した提案に対し、ブラッシュアップ機能を使いながら両社で提案内容の精度を上げていく期間です。

2次選考

10/21(金) 18:00

評価軸に基づいて、ブラッシュアップした提案内容を選考し、プレゼンに進む提案を絞ります。

プレゼン・ディスカッション

10/24(月) 00:00 - 11/11(金) 18:00

2次選考に残った応募者と本新規事業の責任者達の日程調整をし、直接プレゼンテーションを行ってもらいます。

最終選考

11/18(金) 18:00

プレゼン内容を受け、最終的に共創による事業開発を行っていく提案を決定します。

エントリー条件と補足情報

NG企画

・ギャンブル、政治、宗教、反社会的内容、公的にふさわしくない内容の企画 ・法律に違反する企画 ・サービスの売り込み

エントリー条件

分野、業種を問わず、すべてのスタートアップ法人がエントリーできます。

備考

本プログラムは、開催企業がエントリー企業と直接やりとりを行うプログラムとなります。
エントリー後のやり取りは直接開催企業とご実施ください。

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