日東製網株式会社
エントリー〆切
11/19(金) 23:00
日東製網株式会社
水産業を新しいテクノロジーやアイデアによって、進化・発展させたい!
日東製網は今年で創業111年を迎えました。本プログラムでは、スタートアップの皆様のアイデア・技術と当社のリソースを掛け合わせることで、次の100年に向けた新規事業の創出に挑戦したいと考えております。
網などの既存製品は、基本的に特定の顧客に対してオーダーメイドで販売しています。また、当社が経営する定置漁場や顧客が日々水揚げする魚に対して、いかに付加価値をつけて販売できるかが課題となっています。本プログラムでは、従来とは異なる販売方法を模索し、新しい市場に対して販売チャネルを広げることを目指します。 (例) ・既存製品(化繊網、金属製の網、紙製の網等多数あり)を新たな市場、業界、顧客層に向けて販売する方法の提案 ・レギュラー規格の網や在庫品などの既存製品について、ECサイト等による国内・国外に向けた新たな販売方法の提案 ・鮮魚を独自のプラットフォーム等を利用して販売する方法の提案
日東製網の強みである「無結節網」をはじめとした各種製品、そして国内・国外の水産・陸上関連の顧客基盤といったリソースと、スタートアップの皆様が持つ優れたアイデア・技術を掛け合わせることで、新しい製品やサービスの開発に挑戦します。 (例) ・地球温暖化にともなう自然災害(豪雨・豪雪・洪水・台風等)に対応した製品の開発 ・一般家庭向けの日用品やインテリア等、従来にない新たな発想による用途開発 ・主に沿岸の漁業者向けに気象や海象、水揚情報等の情報を発信する新規サービスの開発 ・カメラやセンサー等を使った「漁業のスマート化」に資する技術開発
近年、マイクロプラスチック等による海洋環境の悪化が問題になっており、海洋資源の持続的利用とあわせて「海の豊かさを守ろう」がSDGsの目標の1つとなっています。当社では、環境に優しい網の開発や製品のリサイクルなど、海洋環境の保全に資する取り組みを進めており、社会課題の解決に向けた新たな製品の開発を目指します。 (例) ・環境問題の解決に資する「新しい素材」による網の提案(生分解性の素材など) ・各地で使い終わった漁具の回収方法やリサイクルといったソリューションの提案
機械で網を生産する工場や、その網を手作業で漁具として仕上げる仕立場、さらには出荷した後の製品のトレーサビリティ等、新しいテクノロジーを導入することで、従来の製造・管理のしくみを革新して最適化を目指します。 (例) ・網の管理のDX化に関する提案(RFIDを使った出荷後の網のトレーサビリティ等) ・IoTやAIの導入による網の製造現場の効率化に貢献する提案 ・工場や仕立場等の重労働で手作業がともなう現場の軽労化に資する提案
本プログラムでは、私たちがこれまで培ってきた「無結節網」をはじめとした各種製品、国内・国外の水産業界を中心とした顧客基盤等のリソースと、スタートアップの皆様が持つ優れたアイデア・技術を掛け合わせることで、社会課題を解決する「新たな価値」を共に創り上げていきたいと考えております。両社の強みを活かすことで大きなシナジーをもたらす素晴らしい出会いを期待しております。
日東製網は「世界の網を無結節に」をビジョンとして掲げ、定置網、養殖網、旋網、曳網、海苔網など、各種漁業で使用する漁網を中心として製造・販売する「網の総合メーカー」です。1910年に設立し、世界で初めて結び目のない「無結節網」の量産化を成功させた網業界のパイオニアとして、水産業の発展に貢献してきました。私たちは、これからも国内・国外のお客様の声に真摯に応え、水産業の安心・安全を支える製品作りに取り組んでまいります。
応募者からエントリーが提出される期間です。提案資料と質問への回答を持ってエントリーされます。
提出したエントリーの1次選考です。方向性が異なるものや、提案情報が不足/希薄なエントリーの精査を行います。
1次選考を通過した提案に対し、ブラッシュアップ機能を使いながら両社で提案内容の精度を上げていく期間です。
評価軸に基づいて、ブラッシュアップした提案内容を選考し、プレゼンに進む提案を絞ります。
2次選考に残った応募者と本新規事業の責任者達の日程調整をし、直接プレゼンテーションを行ってもらいます。
プレゼン内容を受け、最終的に共創による事業開発を行っていく提案を決定します。
2022年4月中旬 成果発表会(予定)
最終選考の通過後は?
開催会社と 一緒に 行う 「実証実験」 とは分野、業種を問わず、すべてのスタートアップ法人がエントリーできます。
備考
本プログラムは、開催企業がエントリー企業と直接やりとりを行うプログラムとなります。
エントリー後のやり取りは直接開催企業とご実施ください。