ダイナミックマップ基盤株式会社

ダイナミックマップ基盤株式会社

空間IDでつくる新しいデジタル社会

現実世界をデジタル空間に複製する。そこからスタートアップが作り出す様々な分野のイノベーション

プログラムの概要

異なる種類の空間情報を簡易に統合・検索し、軽量に高速処理できる仕組みとして、異なる基準の空間情報を一意に特定できる「空間ID」(注1)。これをキーとして、様々な空間情報(時間情報含む)を高速に自動的で結合し、検索できるようにする技術開発、標準化を行うため、この度当社(ダイナミックマップ基盤(株))と(株)NTTデータのコンソーシアムはデジタル庁からの委託を受け、空間IDを活用した実証事業を遂行します。 具体的には、空間IDを活用した以下の実証を行います。(注2) ・時間軸を考慮した災害情報の統合、提供 ・ヒト、モノが混在する建物内での配送モビリティとARナビによる輸送と人の移動 ・ARビュワーによる地下埋設物等の可視化 ・複数の事業者が保有する地下埋設物を3D空間上でインデックス化することで可能となる 地下インフラマネジメントの高度化 ・空間IDとひも付けられた人流データや環境センシングデータを活用したビル・ 地下の防災対応などの施設マネジメント高度化 本プログラムでは、分野を限定せず新たなユースケースで空間IDを活用したアプリケーションの企画・開発の提案を募集します。 また、当コンソーシアムは空間IDを含む空間情報において有望な共創パートナーを募集しており、本プログラムを通じてサービス提携先を模索しています。 なお、本取組は、「2025年大阪・関西万博のアクションプランVer2」(注3)に記載の「デジタルツインを活用した次世代エンタメ・サービス」の一環として実施しています。 注1:空間ID検討に関する資料:3次元空間情報基盤アーキテクチャ検討会資料 https://www.ipa.go.jp/dadc/architecture/pj_autonomousmobilerobot_conference.html 注2:詳細は当社プレスリリースご参照 https://www.dynamic-maps.co.jp/news/2022/0826.html 注3:2025年大阪・関西万博のアクションプランVer2」(P35参照)https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/expo_suisin_honbu/kaigi/dai4/siryou1.pdf

このプログラムで実現したいこと

01

3次元空間情報、空間IDを活用した新たなユースケースおよびサービスの創出

3次元空間情報に関するデジタルツインの利用価値を検証するため、さまざまな分野を想定した仕様の具体化や実証が必要となります。 空間IDの活用を前提とした新たなユースケースやサービスを、当社の提供するリソースを活用しながら、皆様と共に生み出していきたいと考えています。 <ユースケース領域の例> ・エンターテイメント ・交通、物流 ・都市環境計画、管理 ・警備、監視 ・生活支援 ・建築、土木 ・教育 ・災害対策

02

3次元空間情報、空間IDを用いたアプリケーションの開発と実証

3次元空間情報、空間IDを用いたアプリケーションの開発と実証 上記01で検討したユースケース、サービスを実現するための ・アプリケーション開発 ・実証実験 を実施していきたいと考えています。

03

プログラムを通して、空間IDの認知度の向上とコミュニティの拡大

この活動は、デジタル庁や経済産業省をはじめ産学官の様々なプレイヤーがIPA デジタルアーキテクチャ・デザインセンター(DADC)に集い、昨年からモデルユースケースの具体化やデータ連携基盤のアーキテクチャを設計し実証、研究開発事業を行っています。特に研究開発事業においては大企業からスタートアップまで幅広い企業に参画いただいています。今回のプログラムを通じて、空間IDという概念を皆様に認知いただき、更なるユースケースの発掘を行うとともに、この活動にご賛同いただく方々を増やしていきたいと考えています。 ・空間ボクセルによる、地下埋設物の可視化デモ https://ej.maps.arcgis.com/home/webscene/viewer.html?webscene=b3d6aa5b42fa4f369c34a1efd8d61457 ・空間ボクセルによるPLATEAU都市モデル、および浸水情報の可視化デモhttps://ej.maps.arcgis.com/home/webscene/viewer.html?webscene=fc964918f6cc42f79b75baed20050a0e  

活用できるリソース

01

データ配信システムとSDK

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様々な空間データを配信するシステムを提供します。 また配信システムからデータを取得するためのSDKも提供します。 配信システムとSDKを利用することで、空間IDをキーとして多種多様な空間データを利活用することができます。 *空間IDをキーとして、ベクトルタイル化した空間データを取得可能な環境をご用意します。
02

空間データの提供

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情報の可視化、分析に活用可能な背景地図、3D都市モデル(PLATEAU)、物件情報データ、人流統計メッシュデータをご利用いただけます。また提供エリア(港区)のオープンデータ* を利用するための仕組みもご提供します。これらのデータを活用した提案をお願いします。 *東京都港区のオープンデータ(GeoJSON形式で提供されるもの)については、「詳しくはこちら」を参照ください
03

日本橋でのシェアオフィス利用

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採択事業者様には、アプリ開発~実証までの期間中、当社メンバーとコミュニケーションを密に開発作業を進められるよう、当社で借りているシェアオフィス(@日本橋)のご利用をいただけるよう手配させていただきます。
04

活動支援

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今回のプログラム活動において、デジタル庁や経済産業省をはじめとする関係省庁から広報、支援をしていただく予定です。また、産学官それぞれの専門家にも参加いただき、企画内容についてアドバイス等も行われます。

運営チームの紹介

採択事業者様には、報奨金のお支払いを予定しています。 空間IDを利用した新しいサービスを一緒に考えていきましょう!

ダイナミックマップ基盤(株)空間IDプロジェクトチーム

開催会社概要

ダイナミックマップ基盤株式会社

・全国自動車専用道路に係るダイナミックマップ協調領域及び高精度3次元地図データの生成・維持・提供 ・高精度3次元地図データを用いた多用途(インフラ維持管理、防災・減災等)向けビジネスの展開 ・海外向けビジネスの展開 ・一般道整備に向けたビジネスの展開

  • 補足情報
  • ■当プログラムの全体スケジュール

    今年度(8月末~来年3月)の期間に、募集~開発、実証実験、成果発表までを行うスケジュールとなっております。

    ■エントリー期間について

    エントリー期間を8/29(月)~9/25(日)とさせて頂いておりますが、

    <8/29(月)~9/11(日)>を1次エントリー期間として設けさせて頂きます。

    (応募ページ上には「1次」エントリーの表記はされません)

    1次エントリー期間に応募いただける企業・団体様は、エントリー時の質問事項や提出資料はその時点可能な範囲でご提供頂き、その内容をもとに簡単な選考を実施後、「ブラッシュアップ」として弊社よりより詳細の概要説明や擦り合わせを行うミーティングを設けさせていただきます。このブラッシュアップを活用いただき、具体的な提案内容の検討、後続の選考へ進んでいただければと思います。

    1次エントリー期間を設ける背景として、今回、新しい空間の概念への取組となるため、募集ページの内容のみで提案作成が難しいケースもあるかと想定しており、まずは柔らかい状態のアイデアで結構ですので、お気軽に1次エントリー期間にエントリーしていただき参加のご意思を表明いただければと思います。

    なお、2次エントリー期間<9/12(月)~9/25>にエントリー頂く場合は、プログラム全体スケジュールの都合上、ブラッシュアップ期間を設けることが難しいため、エントリー時の質問事項のご回答や提出資料の内容にて提案として受領し選考をさせていただく流れとなります。

NG企画とエントリー条件

NG企画

・ギャンブル、政治、宗教、反社会的内容、公的にふさわしくない内容の企画 ・法律に違反する企画 ・サービスの売り込み

エントリー条件

分野、業種を問わず、すべてのスタートアップ法人がエントリーできます。 また、本件の分野に興味のある法人化していない団体様(学生含む)も応募をお待ちしております。 尚、「スタートアップ」の定義は明確に設けておりません。

備考

本プログラムは、開催企業がエントリー企業と直接やりとりを行うプログラムとなります。
エントリー後のやり取りは直接開催企業とご実施ください。

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