名護市 地域経済部 商工・企業誘致課 企業誘致係
名護市 地域経済部 商工・企業誘致課 企業誘致係
~響鳴都市”名護”の未来を考える~
本プログラムでは、沖縄県名護市における特有の地域課題や時代の要請に対して、名護市のアセットとスタートアップ企業様のデジタル技術を活かした事業・サービス案の検討、更には、価値創出、未来のまちづくりに名護市と共に挑戦していけるスタートアップ企業様を募集します。テーマは「観光」、「モビリティ」、「ヘルスケア」、「農業」です。 2次選考を通過したスタートアップ企業様には、2023/1/20(金)に沖縄県名護市で開催される「TSUNAGU CITY 2023 in Nago」イベントのピッチコンテストにてファイナルピッチにご招待します。 また、最優秀プランには、提案いただいたビジネスの実現に向けたサポート(新規事業における大手グローバルコンサルティングファームによる並走支援や、名護市のオープンイノベーション施設の利用等)を予定しておりますので、ふるってご応募ください。
名護市には豊かな自然、様々なリゾート・観光施設の保有といった観光資源の強みがあります。一方で、名護の中心部には目玉となるような観光拠点・スポットが少なく、かつ市内の観光客向け交通が不便といった理由で、那覇と北部エリア間にある「素通り観光地」となっているのが現状です。 今後名護周辺では将来的なテーマパーク建設や、名護市街地再開発等の機会もあるため、今以上に魅力的な観光地を目指していけるよう、デジタルを活用した次世代の観光を実現していきたいと考えています。 (ビジネスイメージ) ①様々なデータを活用した観光客との共創を基本構想とする次世代の観光サービス ・人流・購買データ等の静的データや観光客によるレビュー・感情データ等の動的データの収集・分析 ・「旅マエ」「旅ナカ」「旅アト」において、高度な個人最適化、先端デジタル技術を活用した新しい顧客体験創出 ・おすすめの旅先等の情報収集や旅ナカの移動、決済等の観光に関連する行動・活動を統括的に連携させたアプリケーション/プラットフォーム開発(例:お財布いらず、荷物も最小限で身軽な旅行等) ②先進デジタル技術を活用した圧倒的なオペレーション効率化 ・旅行者の観点:旅行先の決定から、フライト・電車の手配、滞在先のホテル、滞在時のアクティビティ等、AI等を活用して個人の趣味嗜好に合わせた旅行手配が一括でできる手配サービス ・サービス提供者側の観点:ホテルチェックイン~チェックアウトまでの人が介在しないシームレスなサービス、各部屋の掃除やベッドメーキング、食事の配膳等、人員を要する業務の省人化等 (キーワード) ・シェアリング ・マッチング ・旅行体験マーケットプレイス ・メタサーチ ・ダイナミックプライシング ・決済サービス ・MaaS ・スマートホテル ・観光スーパーアプリ ・コグニティブコンピューティング ・XR/NFT等の先端デジタルテクノロジー ・観光DX ・観光プラットフォーム など
名護市では公共交通機関(バス等)の交通網が限られている中、自家用車が主な移動手段となっているため、自家用車を保有しない市民や、運転ができない市民(子供・高齢者)にとって生活する上で不便といった課題があります。 さらに、市民だけでなく、観光客やビジネス出張者にとっても同様の課題があるため、市民、観光客、ビジネス出張者がそれぞれ生活、出張、観光等の各目的に沿って最適な移動ができる手段の提供を実現していきたいと考えております。 (ビジネスイメージ) ・住民向け:お年寄りや若者等、運転できない対象者への日々の暮らしの行動範囲における回遊性向上等の地域課題解決につながるモビリティサービス ・観光客向け:名護市内、また周辺観光で楽しめる要素のある観光xエンタメモビリティサービス ・ビジネス出張者向け:空港からの移動、市街地の中でのちょっとした移動等、移動距離や利用人数等の目的に応じた柔軟なモビリティサービス (キーワード) ・自動運転 ・カーシェアリング・シェアサイクル ・シェアパーキング ・マッチング ・決済サービス ・配車サービス ・交通・混雑情報 ・乗り換え検索 ・アクティビティ予約 ・統合型アプリ ・ラストワンマイルモビリティ ・移動の”体験化”など
名護市の人口は自然増はしているものの(出生率が高く、高齢者が増えている)、若者の就職時の県外への流出や、シングルマザーの増加等による生産年齢人口の減少が課題です。加えて、保険負担増といった制度的な課題もあり、医療体制もひっ迫しています。 今回は名護市にて「もっと輝く名護市」を掲げる中で、様々な世代の市民が健やかに過ごせるまちづくりを目指して、人々に対して健康・体力づくりの意識を高め、行動変容を促す最先端テクノロジーを活用したヘルスケアサービスを募集します。 (ビジネスイメージ) ・高齢者向け:かつての長寿県沖縄を取り戻すための高齢者向け次世代サービス(介護・支援・見守りロボット、体調管理ウェアラブルデバイス等) ・働く女性向け:シングルマザーや、女性の仕事と育児の両立支援のためのヘルスリテラシー向上サービス(Femtech等) ・こども向け:出生率全国1位の沖縄県発、次世代を担うこども向け健康・体力づくりの健康教育サービス (キーワード) ・スマートクリニック ・プライマリーケア/デジタルかかりつけ医 ・バイタルデータ ・ウェアラブルテクノロジー ・ヘルスケアIoT ・セルフモニタリング ・マインドフルネス ・フレイル対策 ・マッチング(医師×地方等) ・PHR(個人健康情報管理) ・個人健康情報のビジネス活用 ・医薬品配送 ・相互扶助 ・過疎地移動・モビリティ ・訪問型生活サービス ・健康ビッグデータ など
沖縄県の北部に位置する名護市はパイナップルやウコン等、県内でも農業生産高が高い中で、農家の高齢化や、後継者不足等の第一次産業共通の課題に加えて、ハブなどの害獣問題等を抱えています。 (参考)「名護市の拠点産地認定8品目:タンカン・ゴーヤー・かぼちゃ・アレカヤシ(切り葉)・シークワーサー・ドラセナ類(切り葉)・ウコン・小ぎく」 名護市の農業の特徴としては、以下の通りです。 ・法人よりも個人農家が圧倒的に多い ・民家に隣接して農地が広がっている ・個々の農地面積が小さく、都市型の農業用地に類似している このような状況の中で生産者の事業効率化や生産量拡大に繋がるような、デジタル技術を活用したスマート農業ビジネスを募集します。 (ビジネスイメージ) ・攻めのテーマ:IoTセンサー等を活用した効率的な栽培、ドローンやロボット等による農作業の省人化・労力軽減、都市型農業ソリューションの試験的活用等 ・守りのテーマ:IoTセンサー等を活用した害獣対策 またご提案の中には、スマート農業の課題となっているイニシャルコストをいかに抑えて着手するか、スマート化に馴染みのない農家への負担軽減方法等についても提案いただけると幸いです。 (キーワード) ・農業用IoTセンサー ・害獣感知・罠センサー ・ドローン ・空中栽培 ・LEDランプによる栽培 ・環境保全型温室 ・食料コンピューター ・エアロポニック ・デジタルツイン ・データサイエンス ・サブスクリプション ・シェアリング ・マッチング(人手不足) ・ライセンスモデル ・農業×教育 ・農業×ゲーミフィケーション ・農業×ツーリズム ・リモート農業 ・シニア向け農業支援(心の健康/QOL/やりがい) ・バリューチェーン変革/農業の6次産業化 など
名護市では、人や企業、まちの歴史と未来、最新技術と自然などのあらゆる地域資源が、「もっと輝く名護市を創る」という思いを持って、それぞれの力を発揮(音を奏で)、お互いに響鳴させ(ハーモニーを生み出す)その力を最大限に引き出すまちを目指しています。名護市ならではのアセットを生かした事業・サービスアイディアを求めています。名護市を一緒に響鳴させましょう!
~沖縄県名護市は金融・IT企業の誘致を積極的に推進しています~ 金融・情報通信産業に携わる人々が集い、喜び・感動・充実感を持って滞在・生活し、そこから新たなビジネスが絶え間なく創造されるための空間・環境づくりを行います。主な取り組み事項:企業集積施設の整備、特定非営利活動法人NDAの活動推進(ワンストップサービス体制)、人材育成、雇用創出の取組み、経済金融活性化特区及び情報特区の指定(税制の特例措置)など
・本プログラムは、2023年1月20(金)〜21日(土)に沖縄県名護市民会館で開催されるイベント内のピッチコンテストに参加していただけるスタートアップ企業様を募集するものです。
・また、本募集ページはコンサルティングファームが、名護市と共同で作成しております。
・ギャンブル、政治、宗教、反社会的内容、公的にふさわしくない内容の企画 ・法律に違反する企画 ・サービスの売り込み
分野、業種を問わず、すべてのスタートアップ法人がエントリーできます。
備考
本プログラムは、開催企業がエントリー企業と直接やりとりを行うプログラムとなります。
エントリー後のやり取りは直接開催企業とご実施ください。