はじめに

福島県双葉郡富岡町では、サテライトオフィス「とみおかワーキングベース(TWB)」開設に合わせて、オープンイノベーション(アクセレータープログラム)施策として「とみおかワーキングベース(TWB)アクセラレータ2023」を開催いたします。
プログラム開催に合わせて、2023年10月2日より参加企業のエントリーを開始しましす。なお、本プログラムはCrewwが推進する地域イノベーションプログラム『47クルーズプロジェクト』に賛同頂いております。

プログラムのテーマ

「イノベーション・コースト構想」、「富岡町災害復興計画」を促進できる分野・テーマを優先的に実施する予定です。ITを活用した「憩い・交流の場の創出」や「災害に強い町づくり」、再エネを活用した農林水産業の再生、AIによる「健康寿命の延伸」といったテーマを予定しています。
本プログラムでは主催者である富岡町はじめ関係各所、テルウェル東日本株式会社、Crewwが管理しており、スタートアップの皆様には各所からご連絡が行く場合がございますのでご留意ください。

このプログラムで実現したいこと

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安心して暮らせる医療福祉の確保

多くの町民が町外での避難生活を送るなか、町では、町外での窓口サービスをはじめ、コミュニティや住まい、生業、寄り添い(見守り・健康づくり・子育て)など、町外での生活を総合的にサポートしています。 町内に居住している方も、買い物環境や医療環境の充実など更なる生活環境の向上を求めており、その実現に向けた施策展開は当町の重要な課題となっています。 このような富岡町における健康づくり、医療福祉の課題を解決するアイデアを広く募集します。 ■アイデア例 ・高度な医療データの収集と分析による健康トレンドや地域の健康課題の特定 ・高齢者や移動が難しい住民への医療アクセス提供 ・住み慣れた地域で、⾃分らしく・⾃⽴して暮らす「セルフマネジメントの確⽴」 ・eスポーツなどを活用した長寿命化施策や町とのつながりの確保 ・IoT(Internet of Things)デバイスやウェアラブルテクノロジーの活用

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原子力エネルギーに依存しない「新たなエネルギー」の創出

福島県は福島浜通り地域の産業基盤の創出を目指す原動力として再生可能エネルギーを重要な柱に位置付け、福島イノベーション・コースト構想を推進しています。 富岡町としても重点施策「新たな活力と魅力あるまちづくり」の中で、原子力エネルギーに依存しない「新たなエネルギー」の創出を掲げており、こうした取組を加速し、エネルギー分野からの福島浜通り地域の復興を促進・強化していくためには、国、県、関連企業の取組みに加えてスタートアップ企業のアイデアを活かすことも非常に重要なことです。 このような福島浜通り地域での新エネルギー導入が促進するアイデアを広く募集します。 ■アイデア例 ・人口が少ない地域においても持続可能なスマートコミュニティ構築に関するアイデア ・県内で生産された再生可能エネルギー由来の水素等の利活用に係るアイデア ・町民に身近な再生可能エネルギーの推進・普及に関するアイデア ・復興まちづくりに寄与する、地産地消型エネルギーシステムの構築に向けたアイデア

活用できるリソース

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富岡町の保有するリソースの活用

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富岡町が保有している情報を活用することで、福島浜通り地域に寄り添った地域・社会課題解決のアイデアを作りこむことが出来ます。 富岡町サテライトオフィス「とみおかワーキングベース(TWB)」(有料)をこの地域の活動拠点として活用できるほか、当該プログラムにおいてオープンイノベーションプラットフォーム(オンボード支援、進捗管理、ドキュメント管理)を活用した支援を受けることができます。
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大企業(TWB会員等)とのマッチング

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本プログラムは、優れたアイデアをもつスタートアップ企業様と、富岡町や福島浜通り地域に支援を頂いている大企業様(TWB会員等)をマッチングにより協業について提案させて頂きたいと考えています。
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国・県・町の支援事業の紹介やサポート

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富岡町や福島浜通り地域に進出する企業に対する国・県・町の各種支援事業や、この地域で推進している復興まちづくり事業に関する情報を提供いたします。 また、ステアリングコミッティの構築により、これに参加して頂くメンバー(有識者、コンサルタント、国・県・町など)から提案内容のブラッシュアップ、ファイナンスや補助金交付金申請のアドバイスを検討しております。
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シンポジウム/セミナー等でのPR

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富岡町では年2回程度のシンポジウムおよびセミナーを開催する予定です。採用された提案をシンポジウム/セミナーの場において関連機関と連携しながら県内外に紹介いたします。

運営チームの紹介

富岡町が保有するリソースや価値を有効に活用していただき、先進技術を駆使しながら、地域・社会課題に取り組み、新たな事業機会を探索されているスタートアップ企業の皆様と共に、この地域の復興まちづくりに資するイノベーションを創出していきたいと考えています。
「社会課題を解決したい」「ふくしまを応援したい」と考えている皆様の応募をお待ちしております!

運営事務局

主催者

富岡町

福島県双葉郡富岡町では、サテライトオフィス「とみおかワーキングベース(TWB)」開設に合わせて、オープンイノベーション(アクセレータープログラム)施策として「とみおかワーキングベース(TWB)アクセラレータ2023」を開催いたします。

タイムライン

  • 10/2(月) - 10/20(金)

    エントリー募集期間

    エントリー募集期間中にエントリーを完了して頂きます。

  • 10/23(月) - 10/27(金)

    1次選考

    エントリー頂いた内容を元に、次のステップである
    オンラインブラッシュアップにお進み頂けるかを主催者側で決定し、その結果をご連絡いたします。

  • 10/30(月) - 12/1(金)

    オンラインブラッシュアップ

    WEBの専用コミュニケーションツールを利用して、運営事務局と
    エントリー内容のブラッシュアップを行います。

  • 12/4(月) - 12/8(金)

    2次選考

    ブラッシュアップを経て、次のステップである
    プレゼン・ディスカッションにお進み頂けるかを
    主催者側で決定し、その結果をご連絡いたします。

  • 12/11(月) - 12/22(金)

    プレゼン・ディスカッション

    プレゼン・ディスカッションに向けて、開催企業担当者と一緒に
    プレゼン準備をしていただきます。

  • 12/25(火) - 12/28(金)

    最終選考期間

    プレゼン・ディスカッションの内容を踏まえて、
    協業の可否をご連絡いたします。

応募条件

以下のいずれかの条件を満たす企業、スタートアップ、地元企業。
・当町やこの地域特有の課題を認識し、「イノベーション・コースト構想」、「富岡町災害復興計画」を理解している事業者であること(事業者所在地は問いません)。
・市町村税を完納していること。
・次の(a)、(b)のいずれにも該当しない者であること。
 (a)提案内容を自らが実施できない事業者、当町が連携を行うにふさわしくないと判断した事業者等
 (b)暴力団員(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第2条第6号に規定する暴力団員をいう)又は暴力団(同法第2条第2号に規定する暴力団をい う。)若しくは暴力団員と密接な関係を有する者
・事業会社においては「とみおかワーキングベース」の会員であること。スタートアップにおいては、アクセラレーションに選定後「とみおかワーキングベース」の会員となること。
・法人格を有すること。

対象とするスタートアップ

創業後概ね10年未満かつ、以下のいずれかに掲げる中小企業であること。
・ものづくりやIT分野の製品・サービスを提供・ローンチを目指す事業者(シード期)
・事業(製品・サービス)を既に有しており、拡大する段階のスタートアップ(シード期~アーリー期)
・IPO(新規株式公開)やM&Aなどに向けて事業成長を目指す段階のスタートアップ(ミドル期~レイタ―期)

※応募詳細はWEBサイトよりご確認をお願いします。
URL:https://www.tomiokaworking.com

目的

「イノベーション・コースト構想」、「富岡町災害復興計画」を活かし、新たな産業創出・雇用との融合による交流人口・生産年齢人口の拡大を図る。
民間主導で、地域が稼げる仕組み・モデルを創り、地域が自立・持続的に運営担う事業の展開を図る。
社会課題解決分野を産業化したい「大企業」を巻き込み、既存産業に代わる「情報通信産業」と「研究・技術サービス業」などの新しい産業の創出を図る。
大都市に続々と生まれている副業者、テレワーカー、スタートアップという人々を「地方に新しい産業を作りこむパワーとして」取り込む。

特徴

「TWBアクセラレーター2023」は、ハード「サテライトオフィス」事業+ソフト「アクセラレータプログラム」事業の相乗効果によるエコシステムの構築を前提としたオープンイノベーションの推進が特徴です。
エコシステムとは、企業、自治体、開発業者、代理店、宣伝媒体などが一体となって作り出す、共栄共存の仕組みのことです。
エコシステムのテーマの設定、拠点作り、企業の誘致、ソーシャル・スタートアップへの支援などを有機的に連動させて、新しい産業の創出を促進し、持続可能な地域創りを目的としているところがポイントです。
●サテライトオフィスが、オープンイノベーション(アクセラレータプログラム)の現地作業拠点や窓口として利用できます
●事業会社とソーシャル・スタートアップ(地元企業含む)の連携拠点として継続的な関わりが生まれます
●既存事業の進化や生産性の向上(DX)、新規事業の創出などを狙えます
●成功事例等の現地セミナー開催、ウェビナー発信により、認知度の向上が狙えます

※ソーシャル・スタートアップとは:社会課題を常識に捉われない革新的なビジネスモデルで解決し、経済価値を出しながら持続的な成長を目指す若い企業・組織のこと。

主催

業務運営

協賛

エントリー条件

  • NG企画

    • ・ギャンブル、政治、宗教、反社会的内容、
      公的にふさわしくない内容の企画
    • ・法律に違反する企画
  • エントリー条件

    • 個人/法人、分野、業種を問わず、すべてのスタートアップがエントリーできます。